表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スライムの日常  作者: るるん
6/19

初めての遭遇

その夜、少し木の周りが騒がしかった。




プルーは、意識を浮上させながら、周りを警戒し始めた。


なんだ、やけに気配が多いな・・・。


いつの間にか、このスライムは気配を感じることができるようになっていたらしい。


野生のモンスター必須スキル、気配察知である。



ぷ・・る。


認識できる範囲に、騒がしさの元凶はどうやらいないようである。


ぷるる?


おっと、ルゥーも異変に気付き意識を覚醒させたらしい。自分によじ登ってくる。



ガサッ


背後から、音がした。



ぷる!



プルーは、すぐさま背後に意識を飛ばし、認識範囲を伸ばす。


すると、


ガルルルッ!


そこには、灰色のオオカミがいた。



それも、複数。



オオカミ達が、プルーに向かって、にじり寄ってくる。




ーーーこれは、どうやら友好的って感じじゃないな・・・。




プルーが生まれてから早一ヶ月、初めての敵性生物との遭遇である。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ