神々の宵
宵に舞う蝶を追って、月読命は美しい桜の女神、木花咲耶姫と出会う。彼女の守護する桜の木には人々が願掛けをしており、それらの願いを叶えることなど自分にはできないと木花咲耶姫は悲嘆に暮れていた。そんな彼女の元へ、一人の来訪者が――。日本神話風短編小説。
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