51話 「ギャルのパンティかと思ったらこればあちゃんのパンツでした。先輩俺死にたいんすよ。」
俺の提案に蓮が乗っかり、俺たちは学校を抜け出すと後ろからついて行くことにした。少し離れたところから電柱の影、建物の裏と移りながら追いかけていく。女子三人は何やら談笑している。
「なあ。尾行ってこんなんだったか?」
「俺も感じ取ったで。何かちゃうよな」
一体何が違うんだ?考えること数分。
「そうだ!変装だ!正体がバレてはいけない。絶対にバレないような完璧な変装が必要だ!」
「せやけど俺ら変装グッズなんか持ってへんやん」
二人してなんとか変装できるものを探してみる。
「おいあったか?俺は見つけたぞ。これしかなかった」
「俺も見つけたで。結局これやんな」
二人して向き合うと、俺はトランクスを頭に被り、蓮はブリーフを頭に被っていた。俺は目のところに穴をあけているが、蓮は生地が狭いため目がそのままのぞいている。
「結局これなんだよなあ。一番落ち着くわ」
と満足げな蓮。
「なんかお母さんのお腹の中のような安心感があるよな」
うんうんと二人して頷き合う。
そのまま変装して二夕見たちを尾行していると。
「ちょっといいかな君たち。何してるのそんなかっこうして。かなりの数の通報来てたよ?ちょっと暑まで来てもらおうかな」
といかついお巡りさんが正面からやって来た。
「違うんすよこれつけたらスーパーサイヤ人になれるんですよ。俺たちは地球の平和を守るためにパトロールしてるんです。トランクスみたいになりたんですよ。見ててくださいよ今から変身するから。はあああああああああああ、あっ!やべ。踏ん張りすぎてうんこ出そうになった」
「おいお前からも言ってやってくれよブリーザ」
俺は蓮の方を見やる。
「そうなんすよ今不死になるためにドラゴンボール探してて。今のとここの場に、2×3で六個玉があるからあと一つなんですけど、なかなか一つしかついてない人がおらんくて。あれ?ちょっと待って?俺のけつにぶら下がってるドラゴンボール合わせたらちょうど七個やないか?
てか俺まだ第一形態までしか見せてへんからあんまし侮らない方がええですよ。あと変身を三つ残しとるから。俺怒っちゃうとケツまで切れるから。切れ痔になってまうから。じゃあ特別に第二形態見せたります。
はああああああああっ、あ。今あと少しでうんこ出そうやった。一週間ぶりに出そうやった。このくだりもう一回最初からやってええですか?次はいける気がします」
「応援を求む。とんでもなくやばい二人組に遭遇した。手が空いてる者全員で対応しないとまずいかもしれない。精神鑑定の用意もしておいてくれ」
警官が無線で何かを報告している。
「じゃあお兄ちゃんたちちょっと一緒に来てね。まずそのマスク取ろうか?」
「だからそれじゃあダメだって言っただろ。あれでいこうあれで」
「よしあれやな。分かった」
俺たちは警官に向かって決めポーズを取ると
「「俺たちは、二人で一つの仮面ライダーおけつ。さあお前の罪を数えろ」」
「うん君たちの罪を後でゆっくり教えてあげるからとりあえず交番行こっか。ちゃんと罪の数も数えさせてあげるからね。親御さんが悲しむからとりあえずそれ取れるかな?」
「応援至急頼む。急いでくれ。これはまずい。一人だと心が折れそうだ。もはや怖いこいつら」
また無線に何か話している。
少し遠くからサイレンの音が聞こえてきた。少しふざけすぎたかと思っていると、別の警官が近づいてきた。
「ちょっと待ってください。そこの二人はさっきまでわしのところの暑で対応して譚を逃げられちゃってのう。わしがあずかるぜよ」
それは津田十太郎だった。おお。初めてこいつのコスプレが役に立ったぞ。心の中でガッツポーズする。
「君ちょっと怪しいね。まず若すぎるし。それにそんな連絡入ってきてないし、君警棒も銃も持ってないじゃないか。警察手帳見せてもらっていいかな?」
警官が怪しそうに十太郎に近づいていく。
「「「逃げろおおお!」」」
三人で同時に走り出す。
「あっ!待て!」
警官が慌てて追いかけてくる。
「何やってんぜよおんしらは!なんじゃそのイカれたかっこうは!」
「お前にだけは言われたくねえよ!」
「夏休みに補導されたらめんどうやぞ!」
三人であちこち走り回り、なんとか巻いた。右手に公園が見えたためそこに隠れてやりすごすことにした。ドーム状の遊具の中に入る。
「ちくしょう先生たち見失っちまったじゃねえか」
「そんな問題やないわ。あちこちからサイレン聞こえてきとるで」
「じゃあわしそろそろ帰るわ」
「「待て逃げんな!」」
などと三人で話していると。
「何してるんすかこんなところで」
「「「うおっ!」」」
外から聞き覚えのある声が聞こえてきて、顔を覗かせたと思ったら、女性ものの下着、パンティーを被っていた土井孝太がいた。
「出たな変態め」
「何をお前は当然のようにそんなもん被ってんねん」
「今はお二人とも人のこと言えないすからね。なにを男物のパンツなんか被ってるんすか」
変態が中に入ってくる。
「お前と一緒にすんな。俺たちは誇りを持って被ってんだよ」
「俺だって誇りを持って被ってますけどね」
「お前はただの開き直った変態だろうが」
「まーた変なのが一人増えたのお。お前らそういう種族なんか?」
十太郎が呆れたように見ている。
「何で警察がいるんです?」
土井が不思議そうに尋ねる。
「こいつはただのロリコン無職だ。これはただのコスプレ」
「ド変態じゃないですか」
「そんなもん被ってるやつにに言われとうないわ」
十太郎が言い返す。
「それはともかく。初めましてなら挨拶をしないと。こんにち破っ!」
そう言うやいなやすばやく十太郎の背後に回り込んで、うんこ座りしている十太郎のけつにかんちょうしようとするが
「ぷーっ!」
おならが直接至近距離で顔面にかかる。
「ぐふあっ!」
そしてそのまま気絶した。
「あすまん。敵を威嚇するタイプじゃのうて戦闘不能にする方のおなら出してもうたわ」
「野生のスカンクかてめえは!どんな特殊能力持ってんだ!おなら使い分けんな!くっさ!こんなところですんじゃねえ!」
「うへえ!」
俺たちは急いで遊具の外に出る。
数分後。
「はっ!」
土井が目を覚ました。
「な、なんだあの凄まじいおならは。俺のかんちょうが止められたのはこれが三度目っす。兄貴と呼ばせてください!」
「変態はいやじゃ。小さい女の子にお兄ちゃんと呼ばれたい」
こうしてやばいやつらが知り合ってしまったのだった。
「ていうかお前こんなところでパンティーなんか被って何してたんだ?」
「家でエロ本読んでたらどこかでパンティーが落ちた気配がしたんで匂いをたどって探してました」
「どんな化け物だよお前は。アマゾンに暮らすマサイ族並みの特殊能力披露してんじゃねえぞ」
数キロ先の象を視認するマサイ族もびっくりだよ。
四人で隠れていると二十代半ばくらいの女性が通り過ぎた。
「あれ⁉あの女の人お尻ぷっりぷりでエロいっすねえ!たまんねえっす!」
土井がすぐさま反応する。
「何言ってんだよお前は。あんな脂肪の塊のどこがいいんだよ。自堕落な生活の結果あんなたるんだけつになっちまうんだ。けつは鍛え上げられたものにこそエロスが宿るんだよ」
「その通りや。隆起するけつ筋こそ正義。鍛え上げられた肉体に神が宿るんや」
蓮が激しく同意する。
「何言ってるんすか二人とも。なんすかその気持ち悪い感性は。性癖歪んでますよ」
「まったくじゃ。おんしらの言っとることはまったくもって理解出来ん。どう考えても年取りすぎじゃ。もっと小さくて可愛らしい、可能性を秘めた少女のようなおしりこそが神秘的でええんじゃ」
「お前らもおかしいだろうがよ。この変態どもが」
「それに26歳なんて河瀬先生と三つしか変わらねえくせになんだこれは。先生を見習え。あれは俺たちよりも鍛え上げられて、服越しでも筋肉のテカリが伝わってくるからな。けつでスプーン折るからな」
「ほう一。年齢は正しいがだがまだまだ修行が足りんな。この女性は先生ほどではないが戦闘力500と怒らせたら手が付けられんほどの力を秘めている。普段は穏やかで大和撫子な性格だが、怒ると豹変する。怒りでパワーアップする口だ」
と蓮が分析し出す。
「流石だな蓮」
「いやおしりでなんでそこまで読み取れるんすか。どうやったらおしりから年齢と性格と戦闘力まで読み取れるんすか。あんたら一体何者なんだよ」
「このすさまじい能力は使う代わりに寿命を縮める。一秒につき一時間や。せやから俺はこの能力は普段は使わへん」
「どんな誓約と制約っすか。なんでじゃあこんなしょうもないタイミングで使ったんだこの人。先輩たちやっぱりおかしいですよ」
「まったくじゃ」
「お前らにだけは言われたくねえんだよ」
などと女性に集中し言い合っていると、後ろから声が聞こえた。
「うん君たち四人ともおかしいね。この状況でそんな会話で盛り上がってるのもおかしいし、四人中三人は頭にパンツ被ってるのはもっとおかしいし、お尻から人格と潜在能力まで分析し出してるのは本当に気持ち悪いし。とりあえず全員暑まで来てもらおうか」
四人全員で後ろをゆっくり振り向くと、たくましい警察官がにっこり微笑んでいた。
「「「「逃げろおおおお!」」」」
「待てえ!報告より一人変態が増えたもよう。応援を頼む!」
四人横に並びながら全速力で炎天下を走る。
「暑い!上も脱ごうかな!」
「それだけはやめとけ?一。せめて下にしとけ。パンツならもう上で見せてるから問題ないわ」
「どう考えても大ありっすよ!上より下の方がやばいっす!」
「わしも暑いから帽子脱ごうかのお」
「お前は帽子以外も脱げ!早く着替えろ!」
などと走り回っていると後ろにいた警官がいなくなっていた。まけたのだろう。河川敷に座って休憩する。
「なあ思ったんだけど、これって頭のパンツ脱いだら追いかけられることなくなるんじゃないか?顔もバレていないし」
「「天才か!」」
蓮と土井がハモる。
「なぜそんなことも分からんかったんか分からんぜよ」
十太郎が呆れている。
ということで俺たちはパンツを脱いで変装を解いたのだった。すると隣でずんとしているやつがいた。
「あ、兄貴たち。今被ってたパンツ脱いでみたらタグになんか書いてあって、見たらキヨコって書いてました。これ俺のばあちゃんの字ですしばあちゃんの名前です。俺ずっとばあちゃんのパンツ被ってました。先輩俺死にたいんすよ」
「「「……」」」
なんとむごいことを。履きたてなのか洗濯済みなのかは聞きたくないから触れないでおこう。
「あ、カップルだ」
河川敷の傾斜の草の上に並んで座っている高校生くらいの男女を土井が発見した。
「ちょっと祝詞を唱えてきます」
カップルの方に近づいていき、通り過ぎざまに早口でささやく。
「ヘルペスクラミジアリンキンコンジローマトリコモナス」
「それ全部性病じゃねえか!祝詞じゃなくて呪いじゃねえか!死ぬほど効きそうだよ!質悪い嫌がらせしてんじゃねえぞ!」
ちなみにカップルは話すのに夢中で聞いていなかったようだ。妬みひがみやっかみが呪いとなって性病という形で現れそうで恐ろしい。
しかしゴキブリ並みにしつこい土井があからさまに睨みつけ続けるので、流石のカップルも気づき去って行った。
気を取り直して、四人で火を起こすと、火を囲んで立つ。
「これより惜別の儀を執り行う。一人ずつパンツを燃やしていくんだ」
俺たちは青春の思い出を燃やし次へと進むのだ。決して証拠隠滅とかではない。まず俺が先にトランクスを放り入れる。
「お前とは色んな所に行ったな。公園のトイレ、デパートのトイレ。ガソリンスタンドのトイレ。工事現場の仮設トイレ。色んな困難をくぐりぬけたな。長かった校長の話も、六十分間の地獄のリスニング試験も、長かった深夜バスも。一度もお前を穢さなかったことが俺の誇りだ。俺を支えてくれてありがとう」
「トイレしか行ってないじゃないすか。しかもパンツごとに行ったトイレのこと覚えてるの気持ち悪すぎっすね。すべてのパンツに思い出がありそうで驚きを隠せないですよ」
いい所で水を差す土井。
「次は誰だ」
「俺だ」
蓮がブリーフを放る。
「お前は常に俺を見守っていてくれたな。生きていれば色んなことがあった。俺がいぼ痔になった時、お前は俺のいぼを優しく包み込んでくれたな。俺が切れ痔になった時、お前はのたうち回ることもできない俺に寄り添うように、俺のおしりにピタッとくっついていてくれたな。
俺が痔ろうになって夜中うなされて苦しんでいた時も、お前は俺の汗を吸いこんで落ち着かせてくれてた。こうやって思い返すと、お前は俺の人生の色んなイベントに置いて常にそばにいてくれたんだな。ありがとう」
「兄貴のライフイベント痔しかないじゃないですか。ていうかよくそんなパンツ被れましたね」
土井が呆れた声を出す。
「じゃあ次は俺っすね」
そう言ってパンティーを火に放る。
「ババアのパンティとギャルのパンティ交換してください神様」
そう言ってぎゅっと目をつぶって手を合わせる。
「おい神聖な儀式に邪な汚れた思いを混ぜるんじゃねえ!ギャルのパンティは神龍に頼め!」
「分かりましたよ。じゃあばあちゃん。向こうでパンツに困らないように燃やして天まで届かせるから。向こうでも元気でね」
「お前のばあちゃんまだ生きてるだろうが!勝手に殺すな!」
「よし」
「お前キヨコの孫のくせにどこも清くないのなんなんだよ。清いという言葉から最も遠い人間だろお前。きよいっていうかきもいの方が近いだろ」
なぜか満足気な土井。煙が夏の空へと昇っていく。こうして俺たちの変装ごっこは終わったのだった。
二人と別れて学校への帰路につく。帰りやけにパトカーとすれ違った。何か事件があったのだろう。物騒な町になったものだ。おちおち散歩もできねえな。一刻も早く犯人が逮捕されることを心から願っている。
教室に着くと、ちょうど数学の補習が終わったようで池田が入ってきた。ちっ。最悪だ。次国語だったか。池田が教卓に荷物を置く。俺たちのほかにも十名くらいおり、それを見て溜息をつく。
「高校生にもなって補習とは恥ずかしくないのかクズども。俺の時間を割くな。いいか。本来であれば即刻留年だが、校長が救済措置を取れと言うから仕方なくやってやってることを忘れるなよ。ちゃんとありがたく授業を聞いてプリントを解いて出せ。そしたら単位をくれてやる」
などと偉そうにほざいている。
「よし。出席を取る。赤嶺」
「はい」
「浅田」
「はい」
「和泉」
「ハイホー」
「おい。なんだその返事は。ふざけているのか和泉。いいか?ハイホーという言葉はディズニーの白雪姫の影響で陽気な言葉と思われがちだが、実際にはフランス語でやれやれという意味で疲れた時などに使うんだ。だから二度とその返事はするな。分かったかクズ?」
「ハイホー」
蓮が了承の返事をする。
「貴様バカにしているのか⁉」
池田が唾を飛ばして怒る。
「まあいい。まったくクズが。次。一ノ瀬」
「やれやれ」
「お前に至っては隠す気もないな⁉肩をすくめるなこのクズが!なぜクズが連続で並んでいる!もういいお前ら廊下に立ってろ!」
激怒した池田が怒鳴る。俺たちは鞄を持って外に出る。
「なぜ帰り支度を始めている!立っていろと言ったんだ!」
「やれやれ」
「それしか言えんのか貴様は!」
「ハイホー」
今度は蓮が返事する。
「貴様ら大概にしないと退学にするぞ!」
池田の怒号を背中に教室の外に出る。
そしていつもどおり屋上で時間をつぶすことにした。
「暑いなあ」
「アイス食べたいわあ」
日差しが全身に突き刺さる。蝉の声がうるさい。横になり雲を眺めて時間をつぶす。
ふと立ち上がると縁に向かって歩いて行った。ギリギリのところに立ち、下を見下ろした。俺の汗が目をつたって涙みたいに落ちていく。ゆらゆら揺れる陽炎の中に吸い込まれていくように見えた。
「おーい!」
遠くからうっすらと聞こえる声に記憶のダイブから引き戻される。声の方を見ると、正門の方で二夕見と蓮浦と河瀬先生が手を振っていた。
「お、帰ってきたか。行こうで一」
蓮が俺を引き戻すように強く後ろに引っ張る。
「プールで汗落としてこようで」
明るい声音で少し取り繕っているように聞こえた。
「そうだな」
立っていた場所に背を向けると蓮と一緒に梯子を下りた。
「あんたたち補習はどうしたのよ」
下に降りると二夕見が腕組みしながら聞いてきた。
「国語はうんこ漢字ドリルで予習したから別に聞かなくてもいいんだよ」
「高校生の国語なめんな!あんたの国語の認識小学生で止まってんのか!」
「はあ。まあ国語はしょうがないか。明日からちゃんと受けるんだぞ?」
と優しい先生。
「大丈夫か?一ノ瀬」
心配そうに、俺の目の奥を見つめてくる。さっきの見られたからかな。
「別にお腹の調子なら大丈夫じゃないですけど」
「はは。そうか。まあ今日は泳いで遊んで夏休みを満喫してくれ。授業なんて明日から頑張ればいいさ」
優しい理由は何となく分かった。
「それにしても今日はやけにパトカーとすれ違ったな。休みだから羽目を外しすぎたばかがやんちゃしているんだと思うが」
「同じ若者として恥ずかしいですね。俺たちは夏休みだというのに学校に来て勉強をしているというのに、その間に悪さをして治安を乱しているやつがいるとは。最近の若者の風紀の乱し方は深刻な社会問題の一つにまで発展していると言っても過言ではない。実に嘆かわしい。少しは俺たちを見習ってほしいものだ」
「まったくもってその通りやな。学校はどんな教育をしとんねん」
「私の記憶が正しければつい最近店を燃やして警察にお世話になったバカがいた気がしたがな」
先生がしらーっとした目で見てくる。
「なんかめっちゃしゃべってて怪しいし。ほんとはあんたが何かしたんじゃないでしょうね」
二夕見が訝しむように見てくる。な、なな何のことだっ。
「じゃあもう今日は補習は受けへんの?」
蓮浦が問いかけてきた。
「今からプールの補習や」
「授業も始まってもいないのに今から補習とは先が思いやられるよ」
と頭を押さえる先生。
というわけで先生の許可も下りたことだし俺たちはプールに向かった。




