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8.外道でも

 正直なところ、テムズはこの状況を作った元凶である怪我のせいで、食事はあまり喉を通りそうにない。


「痛いな、飯は美味いのだが。これがどうにも」


 身体が弱っており、あらゆる部分が根を上げて働きを損なっているからだ。

 全身には弱まれど痛みが走り、喉を動かすことですら億劫になる有様なので、これは仕方なしと妥協する他は無い。


「あたしの料理はとっても美味しいですから、さあさあ!」

「むぐっ……」

「ゆっくりゆっくり。あぁ、さっきからむぐむぐと小動物みたいで可愛い。実にあたし好みです」


 強烈な洗脳によって思考回路がおかしくなっているエリアルには何を言っても無駄だ。

 彼女に押し負けてしまった挙句、焼かれただけの獣の生臭い肉をたらふく食べさせられることとなる。

 食べさせられ過ぎて吐きそうになるが、食わなければ死ぬ。致し方無いところだろう。


『んしょ、うんしょ』


 エリアルは丁寧に魔獣を解体していき、血抜きをしていた。

 自然を隠蓑に息づく盗賊らしく、こういった野性的な働きは国の連中より長けている。

 死んでからそれほど時間が経っていない魔獣に対して手早く処理に取り掛かるのがコツであるようと、自慢げに語っていた。


『よっと、おりゃ!』


 実際に肉用にしつらえた短剣で頸動脈を引き裂いて血を抜き出し、さらには内臓を引き抜いて一気に臭いの元を絶つ。

 技術を感じさせないくらいに、豪快に肉は解体されていき、焼き上げられると、卓上の皿へ綺麗に並べられることとなる。


『ご主人様、召し上がれ』


 盗賊の食事における生存術を見せつける彼女の目の前には、短剣を力任せに振り下ろすガサツな斬り方とは裏腹に、やたらときれいに整えられた肉塊が並べられていた。


「臭いな。元凶は大体排除したはずだろう」

「技術でカバーできる分には限界があってですね。実際は香辛料が欲しいところなんです」


 エリアルは先を見据えるような推進派であり、見た目は古風でありながら新しいことには目が無いようだ。

 国では当たり前のように臭み消しや風味づけに使われる香辛料を羨望していた。


「遠からぬ内に手に入るようにしてみせるさ」


 彼女の言葉と、見た目から処理は上手いのだろうが、手を加えていてなおあまりにも臭かった。

 彼女の言う通り、技術で保管するにも限界があるのだろう。


「臭みさえ無ければ、歯応えや味は悪くはないのだがな」


 火を通し、立ち込めていく煙に関しては鼻を摘みたくなる。

 この場に留まることすらためらわれる臭いが、快く肉に近づくのを拒ませる。魔物と戦うくらいの苦行にも相当するだろう。


「これは肉食獣が大半だからですからね。食べた連中の血肉が雑多に混ざると、さすがに臭いを飛ばすのは難しいです」


 あまりの臭みに食欲が増すどころか、逆に吐き気を催すくらいで、盗賊を生業とする彼女がいかに過酷な世界に生きていたのかを痛感させられる。

 今でこそ、彼女は抵抗無く肉汁が草木に垂れる、程良い黒みを帯びた狐色の肉にかぶりつき、頰を落としている。


「油断したらあっという間に中身が出ちまうよ」


 消臭魔法を会得、行使してなお貫通してくる生臭さは不慣れな男にはまだ荷が重い。ただ、他に選択肢など無かった。

 限られた物資が選ばれし者に供給される自然界にて、彼は辛うじて草木からもたらされる空気を吸うことが許されている。


「あたしも最初はご主人様のように苦労したものです。物事はいずれも慣れです。食べて慣れていきましょう」


 不慣れな感じはいつかの憧れのため、恣意的に行っていた魔術師の修行と重なる部分がある。

 最初は手元で唱えることすら満足にできなかった魔法が、日が、年が経つにつれて最適化され、最終的には遠くの壁に窪みを作ったのは40近くになっても色褪せない輝きを胸で光らせている。


「ものは試しだな」


 喜んでもらい、食べることで英気を養ってもらう。

 悪戦苦闘してもらっておいて食べないのは失礼だと心ながらに浮かべながら、冒険心を盾に試すことにしてみた。

 彼と共にありたい。

 エリアルが主に考えているのはおよそこんなところであり、彼を生き残らせる、そして生き残った笑顔を取り戻させるのを何よりの優先事項に据え、他は二の次。まだ小回りが効かないゆえの弊害が石ころのようにあちこちに転がっていた。


「ふう、食ったぞ。臭いはともあれ、味は最高だった」


 冒険心は身体を張る者を決して裏切らない。教訓から、挑戦を起こすテムズが潜った狭き道の先には、新たなる食の世界があった。市場で削ぎ落とされてしまっていた天然物の肉の歯応え。独特の風味の前には、臭みでさえ大きな武器となる。経験はするものであった。


「はい、食後のお水です」


 腹を膨らませ、代わりに喉を渇かせていたところに、彼女から貰った水を飲み、喉に残る肉の脂を流し込む。

 酒やミルクよりも胃に沁みるこの清涼感に、久々に外で遊び、耽っていた頃の童心へ返れた気がする。母親が帰りにいつも淹れてくれていた一杯。また飲みたい。あまりの美味さに忘れていた幼少期が恋しくなってくる。


「思えば最近は金、金、金。下手な盗賊よりもがめつくなっていたな。裏切られたのはそれを気づかせる策略だったのか。いや、それはないか」


 気が違った変な憶測も、勇者サイガたちが見せてきた醜悪な笑みを前にすればたちまちに霞む。


「一々気立てが良いな。将来は良いお嫁さんになれるんじゃないか。なんで盗賊なんかやっていたんだって気になっちまうよ」


 またしても罠を踏み抜くテムズに、エリアルは目敏く反応を起こし、身体を弾ませていた。

 エリアルを褒め称えるつもりが、口下手で面倒な方向へ事態が流れていく。


「ご主人様のお嫁さん。ふわぁ、いつ聞いてもやはり素敵ですね。将来は是非とも結婚しましょう」


 心ない一言で調子づいたエリアルにより、テムズは総じて肥え太った魔獣の半分くらいを食わされた。

 主人を思い過ぎているのも考えものであると、彼はうつむきながら顔を手で覆い、エリアルについて憂うばかりだ。


「なかなかに美味かったぞ」


 何がともあれ、夕食には慣れてきたおかげで美味しく食べられた。頭がおかしい彼女でも、頼れるのならば多用するまでだ。


「ありがとうございます。ご主人様に褒めていただき恐縮です!」


 食後はテムズの傷が癒えてから、どこに行くのかを二人で打ち合わせしつつ、エリアルを洗脳した魔術についての解析を並行させる。

 納めてある本を手当たり次第に並べ、重ねて、蝋燭による薄明かりの中で知識を総動員して読み漁る。

 努力が必ず実るとは限らない。テムズの先導する調査は早々に詰まることとなる。


「魔女語なんて読めんぞ」


 本に書かれた大半の文字は魔女たちの間でのみ伝えられるように書き記した魔女語であり、人間のテムズにはほとんど解読不能。

 ヒントとなるような資料も確認できず、一度詰まって以降、目立った進展は起こらなかった。


「ダメだな。とりあえず場を保存して、後日手掛かりを掴んでから、また解読しに戻るか」

「それが適当でしょう。ここでぐずぐずするのは無駄ですから」


 今朝、エリアルが計画していたデッドフォックスの襲撃を敢行することが決定した。

 エリアルのコンディションは良好であり、当面の財の確保のためにもやっておくのが吉だろうと、テムズたちは一先ずの目的地を決めるのだった。


「ご主人様、近いうちにあたしの元仲間を攻撃するんですよね」

「嫌か? 朝は楽しみにする旨で話していただろう」

「ふふ……楽しみ過ぎて、どうやって今までの関係を破壊してやろうか、楽しみでなりません」


 テムズは新たに構築されていたエリアルの性格の歪みの無さに段々と顔色を悪くしていくのがもはや伝統芸となっていた。

 彼女が盗賊のような悪なんて生温い言葉で片づけるにはもったいのない最低の下衆に成り下がっているのを見る。

 すると、現状において悪にも正義にもどっちつかずな中途半端な自分に対し、そこはかとなく苛立ちを覚える。


「ご主人様、あーん」

「おう」


 一種の他人への憧れのようなものだろう。目先の欲に眩み、打算でパーティなんて組んだから死にかけた。

 テムズは我ながらこれを間抜けと、とにかく自分を卑下していた。

 じゃあパーティなんて組まなければ。ここまで来るとそう至るのは自然なことだが、これも不正解な気がしてならない。

 しかしどちらにしても、この魔術に出会わなければ今こうして最高の瞬間に立ち会えず、毒にしかならないこれまでの屑どもと同じように腐っていくだけであった。


「たとえ外道でも生きられるのなら、幾らでも……!」

「ご主人様? いかがなされましたか?」

「気にするな、他愛ない独り言だ」

「はい、奴隷エリアルはご主人様の命令に従い、それを気にしません」


 彼は今後に備え、早めに眠ることにした。明日もまた彼女を育てるのに忙しい。

 これから来るであろう楽しみのためにも、辛い原因にしかならない怪我を治すことは、今後における彼の宿命であった。


「駆け回るのが大好きなんです!」


 森は庭みたいなものだと豪語するエリアルが、持って来る薬草を煎じてもらってそれを飲んだりする。

 傷は塞がってはきているものの、斬り刻まれたり、抉られた傷口へ直接塗りながら、痛みに堪えている彼は後に来る回復を重い腰を据えたまま、待ち望んでいる。


「そろそろ潮時だな」

「ですね!」


 明朝、洞穴にあった魔術資料を持てる限りエリアルが持参してきた袋に詰め込み、テムズたちはここを出立する。

 本の表紙を飾る数字は辛うじて読めたことから、大量に積まれたこれらは何十冊と繋がる連作であるのは明らかとなっている。

 大量に持っていく苦労などの、旅における都合も加味すると、この魔術を目的としている他の勢力に侵入を許していくつか盗られたとしても、これをリカバリーできるように地盤を整地し、地に足を着けられるようにするのが好ましい。


「見ず知らずの奴には一冊たりともやる気はないがな」


 テムズは少々の時間を掛けて、洞窟を隠蔽する結界魔術を発動する。


「そんなぁ」


 外からは何も無いように映り、触れてそこへ初めて気づけるものであった。

 とりあえずで作った姑息な策ではあるが、何も手を打たないよりは断然マシだと、自分へは暗示をかけることにする。


「さすがご主人様です。一人でこのような結界を張るなんて、凡百な人間にはできませんよ」


 エリアルの褒めちぎりはあまりにも単純な文句でできており、冗談にも聞こえてしまうほどに軽口。


「単純な褒め方ながら、照れるじゃないか。褒め上手め」


 彼はそれでも彼女をある意味では信用していた。奴隷、その看板の前には、持ち上げに対する懐疑をしても労力の無駄であろう。

 テムズの身体はエリアルの入念が過ぎた介抱により、無事に全快しており、歩く分には何の問題もなくなっていた。


「久々に身体を動かせる」


 エリアルが強くなるための小さな冒険に付き合っていたのがちょうど良い肩慣らしになったのもあり、鈍りに繋がるブランクもほとんど起こってはいない。


「痛みはありますか?」


 エリアルの心配も杞憂である。


「いや、傷跡はまだ残っているが、俺もときおり回復魔法で後押ししてはいたし、そこまでして治らない怪我もないだろう。つまり痛みもないぞ」


 今日より、新たな力に魅入られたテムズの復讐の旅が始まる。獣道に入らなければ不気味な雰囲気は隠れている。テムズはこの“ディザスター”が厄災の名を冠する意味が身をもってようやく分かった。


「さて、これからだ」


 側に付いてくるエリアルは常時前に出ており、警戒を怠らない。魔獣がいつ出て来ても良いように剣の柄を引き抜く体勢は最低限崩さなかった。


 ただし、出て来てもエリアルの餌になって惨めに終わるのを確信しているからか、ろくに小さな獲物もやって来ない。

 確実に勝てる獲物を狙えという話で、これを弱肉強食が織り成す生態系も徹底している。

 食べるぞ、そう言って、はいそうですかと命を差し出すのは、余程の常識も押さえていない痴呆がするものだ。


「分かっている子が多い。それだけの話ですよ」


 圧倒的な力で擦り潰し、殺せる獲物を着実に狙い、食し、命における栄華を繋ぎ止めていく。そして次の強者に食べられ、さらなる強者へ。実際には栄華は極められることさえなく、盛者必衰の輪廻にて、循環を続けるのだ。


「ご主人様、かつての仲間を潰すのは、心を失ったあたしでも実際、苦しいのですよ?」

「ふん、この前言っていたことは何だったんだ?」


 エリアルの前後の発言に矛盾を思い、容赦なく指摘する。

 こいつにまともな良心があるのなら、なぜ襲撃を辞めない。辞めましょう。その一言で終わらせるべきだ。なのに彼女はちゅうちょを無くしたまま、舵を切らないでいる。


「えへへ、あはっ、お茶目で可愛い嘘を吐きました。本当は悲痛に泣き叫ぶあいつらの表情が目に浮かびます」


 下衆な彼女の本心はこんなものだ。術者のテムズ以外をゴミとしてしか見ていない、氷を凝縮したような冷たい瞳の魔術刻印はついに両目に及んでいた。


 ご主人様の手足となり、働きます。あの目は直接、そのように語り掛けている。誇張でも何でもない。紛れもない真実がそこに存在している。

 力も最初の比ではなく、今では剣の風圧で周囲に密集する木々を薙ぎ払う無双の力を得ており、並の魔物はそれだけで立ち竦む怪物がこの一人の盗賊として、テムズの側で護衛として、まだ見ぬ襲撃者に対する監視を続けていた。


「ご主人様と手を繋ぐの、好きです」

「俺が絡めば何でも好きだろ」


 愚問であった。

 確認するまでもなく、彼女は首を縦に振る。


「否定はしませんね」

「そうだろうな」


 テムズの手を握るエリアルは彼が好んで身に着ているスペアのローブや手袋に肌を擦り寄せている。


「ご主人様の匂いらぁ」


 匂いで言葉遣いすらままならなくなる彼女は自らの身体を支え切れず、よろめく。助けてやるとより付け上がるのは明白なため、今度ばかりは放置しておくのがテムズにとっての鉄則であった。


「すん、すん、ふぁぁ! 仲間裏切るの楽しみだよぉ! 代わりにご主人様の笑顔や声があれば、あたしは何だってしちゃうんだからぁ!」


 魔術がここまで人間を狂わせる事はあまりに稀有。それも間接的な場合が殆どで、精神を捻じ曲げる程に干渉ができるのは謎を深めるばかりだ。その詳細は調べたところで謎が謎を呼び、テムズですら分からないのに効力だけが日に日に強くなり、魔術が先にて独り歩きしている状態でなのである。


「ご主人様、魔獣です。下がっていてください」


 テムズたちが魔獣と遭遇した途端、エリアルが武器を構えて前衛に進む。

 すると、知能と素早さが光る魔獣ザハークが群れ単位で殺意剥き出しのエリアルを取り囲み、尖った爪を主張しながら彼女に襲い掛かってきた。彼らは一体一体は弱くとも、群単位で行動しており、単体では勝てないような大物をも食らう。

 狂気と快楽に唄うエリアルはまず一匹の顎を引き裂き、それから挟み撃ちにしてきたザハークたちの首を回し蹴りでへし折る。最後の一匹はなおも諦めず、彼女を殺そうと迫るも、エリアルの短剣が脳天を突き抜けた。


「ご主人様に育てられた力を試すの、たのしぃ。ふひ、ひひひひひひ!」


 興奮し、抱腹絶倒なエリアルの目玉がギョロっと転がり、テムズを見る様に、そのテムズは一歩足を退いた。エリアルは魔獣だった肉塊を“戒め”と称して踏み躙り、周りで燻っている獣たちに知らしめる。次は貴様らだと。


 エリアルは容赦なくザハークたちを皆殺しにし、見せしめに首を掲げていた。この辺りの弱い魔物はなおさら来なくなり、群単位で動く習性をもつ輩も姿を現すことは二度となくなった。


「ご主人様に抗う事がすでに間違いなんだよ! 屑がぁ!」


 魔獣でもあそこまで必要以上に攻撃するようなこの人間性喪失女を手放しで放っておけば、町をも滅ぼしかねない危険性を孕む。

 

「あの、エリアルさん」

「はい、ご主人様! あとあたしの事は呼び捨てで構いませんよ?」


 情緒不安定な彼女はテムズが声を掛けた瞬間に、誰もが力を抜きそうな垢抜けた笑顔で彼を迎えた。

 テムズ自身が安寧を得るためにも、この爆弾をコントロールしなければならなかった。知らないうちに喧嘩を吹っ掛けて世界中から指名手配、だなんて溜まったものではない。それなら湖に打ち捨てられていた方がまだマシであると、テムズはエリアルの黒髪を撫でながら思った。


「エリアル」

「えへへ、何回も呼ばれると照れちゃいます! あ、頭頂部、気持ち良いです」


 童顔の美人がだらしのない顔をしており、それに呼応して瞳の刻印が黒ずんでいく。

 テムズは自らの力が抜けているのを感じていた。原因はすぐ身近にあった。エリアルが魔力を吸い取り、彼女のものに還元しているのだ。


「ご主人様の魔力、頭から、はぁ……んぁ、しゅご、い! まだ強く、なりたい。強くならないと、ご主人様様の復讐に力を貸せないから!」


 彼女の力はテムズの魔力を媒体に、また膨れ上がる。

 エリアルにおける身体中の血管が浮き上がり、その中で血液が尋常ではない速度で循環していた。


「が、ぁぁぁぁぁぁぁ!」


 頭を撫でられただけで絶叫する彼女が中で暴れる力の制御を終えると、更にこれを引き上げたことに対し、満面の笑みで口元を綻ばせていた。


「ひぃ、ひぃ、あはっ、ご主人様……あたし、また強くなっちゃいました」


 エリアルの魔力はさらに上昇し、テムズなど一撃で首を落としてしまうような速さをすで会得し、試しにと、それは枝を数本折りながら空を数多に駆けていた。

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