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孤児から人間最強に  作者: 鏡餅 水猫
3/3

~剣に思いをこめて~

2話~広い世界へ~

「''ワープ''!!」

視界が一気に歪んだ。





「ティア!!」

「おい!大丈夫か?」

目の前に、可愛い幼女の顔が、ある

「ん?」

「ティアが魔法を唱えたらここに着いた

でも、ティアは気を失っていた」

(あ~。魔法書で読んだやつ成功した?

じゃあ、ここは...)

「教会!!」

そうここは、教会。ティアが赤ん坊の時に1回だけ来た事のある叔母がいる教会である。ティアの唯一無二の血の繋がった家族だ。

「その髪の毛の色、瞳の色はティア?

ラ、ラティアス・ホーマーなの?」

「久しぶり、叔母さ」

いきなり、抱き着かれた。少しびっくりしたが何故だろう安心する。自然と涙が出ていた。

「「うわぁーん」」

もう、会えないと思った大切な家族。




「そう、そんな事があったのね...」

「だから、少しの間ここに居させて欲しいの」

「ここは神聖なる教会。子供を見捨てるはずございません。」

そうして、私たちはここの教会に住むことになった。私は、できるだけ魔法を覚え剣術を学んだ。女神様が転生する際、願いが楽すぎると言って、少し他人より強くしていたおかげで、簡単にできた。



5ヶ月ほど住んだ時の事だ。冒険者がシスターを目当てにやって来て、何故か私と対戦し勝ったらシスターと結婚させて欲しいと。実に大人気ない。それを提案した時点で叔母と結婚できないだろうに。でも、...

「いいですよ。」

「はっ?」

叔母は、当たり前のように返事をする。

「ちょっと待って、大人しかも冒険者と戦え と?」

「えぇ、そうです。貴方は、自分の強さを知らない自分を知る事は時に良いことになるのでよ。」

かくして、私は冒険者と対戦することになった。





「それでは、準備はよろしいでしょうか?」

「バッチリです。」

「だ、だ大丈夫です。」

「それでは、」

「「はじめ!」」

叔母の掛け声とともに冒険者が走り出した。

一瞬で剣を抜き、襲いかかってくる。さすが、現役は違う。最初から本気だ。

でも、私も!!...

「フリーズトルネード」

「ウッ、足が!」

このまま、続けてくよ。やるからには、本気で

「お前に負けるわけには...」

一瞬で魔法が解けた!?!?でも、遅い!

「剣に思いをこめて!!!!!!!

エンチャントスキルローズブレイド!」



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