表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
彼女の命は突然に  作者: 長門 吹雪
4/8

第3話 一目惚れ…?

何故だろう、壇上から降りた天草凛の事を俺は目で追っていた。すると後ろから亮に、指でつつかれ小声で「前向け、怒られるぞ」と言われ俺は『ハッ』となり、前を向く。



しかしその後の、俺は入学式が終わるまでただ前を向いて天草凛の事だけを考えていた…。

入学式が終わり、教室に戻る。しかし、教室に戻っても下を見て俺は天草凛の事を考えていた。

「おい、結…結!」

亮に2回名前を呼ばれ、俺は顔を上げる。

「あ、ごめん亮…なんか言ったか?」

「いや、体育館にいた時も変だったから…大丈夫か?」

「亮、後で話があるんだけど…時間ある?」

「あぁ…入学式終わったし後は帰るだけだから、時間はあるぞ?」

俺はこの事を、亮に相談しようと決めていた。

「あ、秋元先生来たぞこの話は後でな!」

「あぁ…じゃぁ帰るときに話す。」

「ほら、お前ら席つけぇ」

と、やる気のない声で秋元先生が言う。

「よし、私から言う事は一つだ入学式お疲れさん。じゃ確実支度して帰っていいぞ」

そう秋元先生が言うと、クラスの大半の人が席を立ち帰りの準備をし始めるが、俺は亮の席へ向かう。

「お、さっきの話の続きか結?」

「その話なんだけど、話す前に場所移動してもいいか?」

「ん?別にいいぞ、どこ行くんだ?」

「決めてないけど…まぁ廊下でいいや」

俺は亮と一緒に廊下にでて、話の続きをする。

「で?どうしたんだよ結…」

「亮、新入生代表宣言の天草凛って子覚えてるか?」

亮は少し考えた後に、

「あ、あの頭良さそうな子か…で?その天草さんがどうかしたのか?」

「いや、体育館でも教室でもずっと気がついたら 天草さんの事を考えていてな…」

「え?結…今なんて?」

「だから、体育館でも教室でも気がついたら天草さんの事を考えていたんだよ!」

俺は少し大きめの声でそう言ってしまった。

「それって一目惚れってやつじゃね?…」

は?何を言っているんだこいつは…俺はそう思った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ