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彼女の命は突然に  作者: 長門 吹雪
3/8

第2話 新入生代表天草凛

体育館へつくと、ドアの前で教師が立っていて「遅い!」と怒られすぐに体育館に入る。


「では第24回、紅高校入学式を行いたいと思います、まずは新入生入場です」

そう生徒会副会長が言うと、自然と周りから拍手が巻き起こる。入場の曲と拍手に合わせて新入生が入場してくる。

新入生が入場し終えると次は、来賓の挨拶がある。まぁここは説明するまでも無いのでとばそうか。

「次は新入生代表宣誓、新入生代表天草凛さんお願いします」

そう副会長が言うと、顔が整った顔と黒髪ロングの髪がマッチしている女性が壇上に上がる。女性は一礼すると


「あたたかな日差しの中、芽吹き始めた草花までもが私達を祝福しているかのように感じられる今日の

よき日、

私達新入生125名は いよいよここ紅高校に入学することとなりました。


あの桜紋病により 高校へ行けない人々もいるであろう中、私達がこうして無事に入学出来たのは とても素晴らしく、そして有難い 奇跡のようなことだと思っております。


『高校入学』というこの一歩は、私達が今まで経験したどのスタートよりも期待と希望に満ちていて、

同時に 大きな不安と緊張も含まれた一歩だと思います。


なぜなら、9年間の義務教育を終えて初めて 己の考えで切り開いた道なのですから。


義務教育からの解放、

それは、自由に進む道を選べるようになることだと思いますが

同時に、自分の選択一つ一つに今まで以上に大きな責任が伴います。


私は それがとても恐く 不安で一杯ですが、自分で選んだこの道でその不安と戦い 必ず立派な人になりたいという決意の気持ちも一杯です。


受験当日にはライバルに見えた周りの人も、今日のこの時からは 3年間共に学び 遊び 助け合う仲間。

ひとりひとり入学した理由は様々だと思いますが、本校でたくさんの貴重な輝く思い出を作りたいと思うこの気持ちは皆同じだと思います。


私達新入生一同は、この新たな仲間達と共に 本校の名 そして自分自身に恥じぬよう、この学校で卒業を迎えるまでの3年間の日々を 精一杯 悔いの無いよう過ごすことをここに誓います。


最後になりますが、本日は私達新入生のためにこのような入学式を催していただきありがとうございました。

校長先生はじめ諸先生方、そして先輩方、まだまだ未熟な私達ではありますが、 温かいご指導下さいますようお願い申し上げます。

あたたかな日差しの中、芽吹き始めた草花までもが私達を祝福しているかのように感じられる今日の

よき日、

私達新入生125名は いよいよここ紅高校に入学することとなりました。


あの桜紋病により 高校へ行けない人々もいるであろう中、私達がこうして無事に入学出来たのは とても素晴らしく、そして有難い 奇跡のようなことだと思っております。


『高校入学』というこの一歩は、私達が今まで経験したどのスタートよりも期待と希望に満ちていて、

同時に 大きな不安と緊張も含まれた一歩だと思います。


なぜなら、9年間の義務教育を終えて初めて 己の考えで切り開いた道なのですから。


義務教育からの解放、

それは、自由に進む道を選べるようになることだと思いますが

同時に、自分の選択一つ一つに今まで以上に大きな責任が伴います。


私は それがとても恐く 不安で一杯ですが、自分で選んだこの道でその不安と戦い 必ず立派な人になりたいという決意の気持ちも一杯です。


受験当日にはライバルに見えた周りの人も、今日のこの時からは 3年間共に学び 遊び 助け合う仲間。

ひとりひとり入学した理由は様々だと思いますが、本校でたくさんの貴重な輝く思い出を作りたいと思うこの気持ちは皆同じだと思います。


私達新入生一同は、この新たな仲間達と共に 本校の名 そして自分自身に恥じぬよう、この学校で卒業を迎えるまでの3年間の日々を 精一杯 悔いの無いよう過ごすことをここに誓います。


最後になりますが、本日は私達新入生のためにこのような入学式を催していただきありがとうございました。

校長先生はじめ諸先生方、そして先輩方、まだまだ未熟な私達ではありますが、 温かいご指導下さいますようお願い申し上げます。

新入生代表 天草 凛」


と挨拶をし、もう1度礼をして壇上を降りる。

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