桜紋病(おうもんびょう)の説明
前々から感動物を書きたいと思っていて今日書いてみました。
成り行きで書いた作品なのでおかしな点など多々ありますが、楽しんで見ていただけると嬉しいです。
では本編をお楽しみください。
「ちょっと中村先輩聞いてくださいよ!」
「たく…今日はなんですかねぇ?天草さん?」
俺は、嫌味っぽく彼女に言う。
「私桜紋病かもしれないです…」
「は?冗談にしては笑えないぞ?」
そういいつつも、俺は苦笑いする…突然天草はを肩を見せてきた、、、するとそこには桜の紋章があった…
「はは…嘘だろ?」
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春、
それは、新しい自分を生み出す季節だ。
春という季節俺は好きだ。
新しい出会い、そして別れ。
しかし世間一般では10年前から不幸の季節と呼ばれている。
『桜紋病』
ちょうど今から10年前に、突如として流行り出した新病。
桜紋病とは、心臓に繋がる血管(大動脈)が破裂する病気だ。このままだと大動脈瘤の破裂した症状に似ているが、桜紋病とは大きな違いがある。
肩に桜の紋章が出るという事だ。
今まで桜紋病は、春にしか発病していない。
だから世間一般では春は不幸の季節と呼ばれている…