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インターネットの闇世界  作者: 椎名 真琴
高等学校後期編
33/37

「私と彼。そして夏休み①(過去編)」

2016年8月。私は夏休みを過ごしていた。高校生活で初めて、充実しそうな夏休み。

海に行ったり、家で遊んだり、花火したり。お祭りにも行った。


中学生のころから去年まで、いじめを受けていて学校以外で外には出たくなかった。…と言っても学校にも行きたくなかったのも事実。とりあえず外に出たくなかった。


不用意に外出して同級生と鉢合わせになったら…恐らくヒソヒソと私のことを口に出して話すだろう。そして、ワザとらしく、幼稚に、中学生とは思えないような行動を相手はとったことだろう。


だけど今は違う。周りには友達がいるし、私をいじめるような人はほぼいない。とても充実している。できれば高校生のままで居たいくらいだ。(留年はしたくないが)



まずは海。これは依愛を含めて友人6人と行った。真夏のため、気温は35度を超えていた。かき氷屋の前で「かき氷食べたいなぁ」と私が呟くと、かき氷屋のお兄さんが全員にかき氷をサービスしてくれた。友人の一人がかき氷屋のお兄さんのことを「かっこいいなぁ」などと言っていたけど正直私にはわからなかった…浅居の一件があったことで私は恋愛感情を忘れようとしていたから。かっこいい基準。恋愛対象って?そもそも恋愛って??


ただ、その時に少しだけ「恋愛」というものを思い出したかもしれない。海に行った時のメンバーに男子数名を加えて遊びに行った。そこには自分のクラスのHR長が居た。私はその時高校生活で初めて人を「好き」になったかもしれない。なんか…こう…落ち着かない。恋?だけど恋の基準って…?基準なんて関係ないのかな?そんな、いろいろな感情が襲ってきた時期も、夏休みにはあった。


そして、夏休み後半の花火大会。私は花火が始まる前に突然、HR長に呼び出された。その時、私はまだ何も気づいていない。呼び出し場所は神社の鳥居の前。


ついにその時が来た…「なぁ、まひる。」その一言から始まった。「俺、まひると同じクラスになった時からまひるが気になってたんだ。」私はだんだんドキドキしてきた。「まひるが良ければ、俺と付き合っ…」言いかけた瞬間に花火大会が始まった。HR長は私の耳元で「良ければ付き合ってくれ」と(ささや)いてきた。私の答えはもちろん「OK」生まれて初めてのちゃんとした恋愛だったから。これが両想いってやつなのか と私は感心した。


そのあとは一緒に花火を楽しんだ。ちなみにその彼氏の名前は「安藤 岳弥(たけや)」私は「タっちゃん」と呼んでいる。顔もいいし、頭もいい。運動神経もいい。性格もいい。こんないい人が他に居るだろうか?


そうして学校が始まり、私とタっちゃんは毎日登下校を共にしている。


しかしある日、突然の悲劇が襲う。


                         Step27「私と彼。そして夏休み①(過去編)」    

久しぶりの更新となりました!恋愛シーンは自分で書いていても恥ずかしいです…

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