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インターネットの闇世界  作者: 椎名 真琴
高等学校後期編
25/37

「私の父親(過去編)」

私には父親がいない。「いない」というよりは若くして亡くなったと言ったほうが妥当だ。


私が4歳の頃に父は亡くなった。病死でも事故死でも他殺でもない。自殺を図ったと中学生の頃に母から聞いた。


父は遺書を残していったようで、そこには1つのUSBメモリが置いてあったという。そこには、毎日の出来事が記されていた。


《〇月✖日。上司が神崎先輩の日報を書き換えた。》神崎先輩とは、当時父がお世話になっていた先輩のこと。


《神崎先輩の貴重品が無くなった。社長は見て見ぬふり。》映像もついていた。


《先輩と営業に行った。しかし帰り際、書類が無くなっていた。》


《先輩と私で社長のところへ謝りに行く。私は気が気でなかった。》


《朝職場に行くと先輩が職場で首吊り自殺をしていた。会社が嫌だったらしい。》その出来事が最後だった。あとは、嫌がらせを受けていた証拠映像、画像が記録されていた。


senpaiiyagarase1.jpg からsenpaiiyagarase58.jpgまでの画像、iyagaraseshouko1.mp4からiyagarase9.mp4までの動画があって、その記録を証拠に母は裁判を起こし、その会社を事業停止命令処分にしたという。そのため、その名前の会社は現在存在しないが、別の名前で株式会社を立ち上げて経営しているという。


神崎さんが亡くなった次の日に父も後を追うようにして焼身自殺したらしい。自殺場所は会社の社長室。

「お前がやってきたのはこういうことだ」というのを社長に見せつけたらしい…


私はそれを聞いた1週間後、あの社長が経営している株式会社を訪問した。

「すいません、青光高等学校3年の高山と申します。社長はいらっしゃいますか?」と聞くとすぐに社長室に案内された。


「急にすいません。あなたの会社に殺され(・・・・・・・・・・)()父の娘の高山まひると申しますが。」と私が軽く自己紹介をすると、「あぁ、あのバカの娘かい。で、何の用だい?」と言われた。


その後も淡々と父の悪口を喋り続けるため、「これ、録音してますけど?」と言い、「1か月以内に会社を畳まなかったらこれを証拠に訴えますよ?」と言った。


すると1週間後、事業所は無くなり、オンライン取引だけになっていた。


あんな社長がこの世にいては社員がかわいそうだという思いでこの行動をとったのだが、間違いではないと判断した。


私はクラスのみんなに、「親は大切に」ということを伝えることにした…


                                   Step21「私の父親(過去編)」

今日、雷で停電して原稿をいったん中断しました…

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