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インターネットの闇世界  作者: 椎名 真琴
高等学校後期編
24/37

「色紙の空白(過去編)」

これは、私が高校1年生の時の出来事。私の通う青光高校は1年ごとにクラス替えがあり、進級時にクラス1人1人に向けて色紙を書く風習がある。


2015年3月。色紙を書く季節...1人1人に色紙が廻っていく。そして、1人1人書いていく。


私が書く番...と思いきや、飛ばされた。


あれ...?やっぱりクラスのみんなに嫌われてる?


その時の私は、クラスメイトに話しかけても無視された為、特に何も言わなかった。


私なんて居なくても変わらない。誰も悲しむ人なんていない。


《死にたい...生きるのが辛い》


そういう思いが私をかけめぐる。私は生きている意味があるのか…死ななくても学校は行きたくない。


そして数日後のことだった。教科書などを置くロッカーの上。そこに1枚の紙を見つけた。そこには、クラスメイトが周りから見てどういう人物なのかを出席番号順に書かれていた。


浅川…変な奴。市川…がり勉!井上…とても親切! といった感じに書かれていて、また私は飛ばされているのかなぁ…と思いきや、名前があった。


高山…高山…








高山…嫌われもの。そう書かれていた。これを見たとき、私は非常にショックを受けた。先生に報告すべきか否か。今まで先生に報告して解決してきたものは多数あったが、その度に「チクリ」などと言われて腹が立っていた。

なぜなら、先生に報告されてからそういうことを言うんだったら最初からやらなければいい話だし、被害を受けているのはこちら側だから。


「イジメはイジメられる奴が悪い」当時のクラスメイトの1人がこれを言ったときは本気で腹が立った…というよりは絶望した。1人くらいはこんなクラスにも良い人はいるだろう。と思っていた矢先の出来事だったから。「人間は所詮こんなもの」当時の私はそう思っていた。


親に相談しづらいし、先生に報告しなかったらエスカレートするし、報告したらしたでエスカレートするし。味方なんて1人もいない。あぁ…やっぱり死にたい。誰か殺してくれないかな…通り魔に逢わないかな…いろいろなことを考えていた。


一度は自殺も考えたがやめた。


あと1か月…そう言い聞かせて生活していたある日…この間のロッカーの上にあった紙を先生が見つけたのだ。それも、教頭先生が見つけた。


教頭が紙を見つけた翌日…1時間目から学年集会を開き、犯人探し。結局犯人が出てきたのは6時間目の終わり。私と犯人は事情聴取を受けることになった。


まず教頭から、いつイジメが始まったのかを問われた。犯人は「去年の5月ごろ」と言った。その供述は合っていたが、私はわざとに「中学校の頃からやられてました」と言った。もちろん教頭はこちら側を信じてくれた。今思えばヒドイことをしたように思えたが、こちらは死まで考えたのだから代償は大きい。


その後犯人は謹慎処分になり、「あいつ、謹慎受けてたんだってww」と噂が広まり、自主退学に追い込んだ。結局退学した。


「あいつの人生を狂わせた」私は喜んだ。私だって狂わされたんだから当然だ。





やっと仕返しできた…!!


                                Step20「色紙の空白(過去編)」

今回は実話も入ってます。ちょっと改変しましたが、色紙の話は実話です。1枚の紙の話も実話。「嫌われ者」って書かれていたのも実話。イジメ同然の行為を私は中学生の頃に受けていました。


イジメはやってはいけない。

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