表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
インターネットの闇世界  作者: 椎名 真琴
高等学校中期編
10/37

「いじめ隠蔽事件」

「君と出会ったその日から…」それを私に告げた彼は去って行った


次の日…私の通う高校「青光高校」はいじめ疑惑に、記者会見を開いた。


「わが校は、いじめ撲滅をスローガンに掲げ、生徒への徹底的な指導をしている故に、いじめは発生しておりません」校長はそう言った。


じゃあ、私の今の状況は?これはいじめではないのか?先生は何をしているの?そんな感情が私の中で起こる。


私は親に何も告げずに家を出て学校へ向かう。何をするためか…?それはもちろん、学校が いじめを隠蔽(いんぺい)していることを全国区で知ってもらうため。


あの教室は恐らく大会議室。そこに乗り込もう。という決心と共に学校に着いた。

(おもむろ)に上靴を履き、大会議室へと急ぐ。


「はぁ…はぁ…」私は息を切らしながら会議室の前へと着いた。


「先生!!本当にいじめがないか、ちゃんと全校生徒に確認を取ったんですか!?私は現に、今いじめを受けていますよ?」私は…今まで出したことのないくらい大きな声で叫んだ。


「…いじめは…いじめは無い。先日のいじめ実態調査で、いじめが無いことが確認された。」

校長はそう言ったが

「いじめ実態調査なんてやってません!!見てください!校長のあの動揺した顔を!」

校長は、誰がどう見ても動揺を隠せていなかった。そこで、一人の新聞記者が切り込む。


「先生?顔色が悪いようですがどうなさいました?実はいじめがあったんじゃないですか?」


それに対し校長は…

「う…うるさい!!無いといったら無いんだ!高山!お前は今日で退学だぁぁぁ!!」


退学?自分の意思でなく、悪いことをしたわけでもなく、退学!?私の堪忍袋の緒が切れた。


「いい加減にしてくれませんか!?先生はきっといじめにあったことが無いんでしょうね!いじめにあっている人の気持ちを考えないで、勝手に生徒を退学にして。一度いじめにあったらどうですか!?被害者の気持ちを考えずに勝手な発言をしないでください!このクソジジイ!」

そのときの「クソジジイ」が生まれて初めて人に言った悪口だった。




私はその後、教頭に呼ばれ、校長を追放する作戦を練ることにした。

                         Step8「いじめ隠蔽事件」      

先日、部活の大会に行ってきました!

結果は、団体戦優勝でした!!部活史上初の全国大会出場だそうです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ