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インターネットの闇世界  作者: 椎名 真琴
高等学校中期編
1/37

「On the Internet-ReMake」

これは、インターネットが普及した現代。インターネットでの出来事が原因で現実世界でイジメに発展するお話。


2015年6月1日。私はネット掲示板「3ch」でとある書き込みを見た。

「1>>2年2組の高山 まひる。キモイよね」それは明らかに私に向けた書き込みだった。


「一体なんだったんだろう…嫌がらせ?何かあるなら言えばいいのに…」そんな感情が、当時の彼女にはあった。


次の日、彼女はいつもどおりに学校へ行った。すると…

「ねぇねぇ、昨日の掲示板見たー?」「見た見たー!ヤバイよねー!まひるちゃんカワイソー(笑)」

教室は掲示板の話で持ちきりだった。

「なにこれ…これって…昨日の掲示板の話…だよね??みんな見てたんだ…なのに見て見ぬ振り…」

これが、彼女に対するイジメの始まりであった。


この書き込み(嫌がらせ)の張本人(ちょうほんにん)は彼女と同じクラスの男子で、表面は優しい人でみんなの人気者だ。

あくまでも「表面上」は優しいだけであって、本質はまったく正反対である。


そんな彼はなぜか彼女に嫌気(いやけ)が差していたが特に理由はない。 現代社会ではよくあることだ。何の罪もない人に罵声(ばせい)を浴びせる。

ただ、彼女は非常に鈍感なため、まだ完全には気づいていない。


彼女は、一人のクラスメイトに聞いてみた。

「ねぇ、昨日の掲示板って…私のことだよね…?」するとクラスメイトは「さぁ?私は知らないよ。高山 まひる なんてあんたしか居ないんじゃない?」

それはまさに、彼女を敵視したような言い方だった。彼女はその日の夕方、SNSの「Huwitter」でこんな書き込みをした。


「あの掲示板に書き込みした人、誰だろう?」そのたった一言の(つぶや)きが張本人の逆鱗(げきりん)に触れたようで、呟きを見た彼はこんな呟きをした。

「あの掲示板に書き込みした人、誰だろう?だってwそんなの言わなくても分かんじゃね?wバカかお前はww」なんとも、罵倒(ばとう)するような言い方だろうか。

彼のアカウントは、限られた人しか見られない、俗に言う「鍵アカ」だ。もちろん、まひる は見られない。それをいいことに色んなことを呟きまくる

人も多数居る。ちなみに張本人の彼の名は「浅居(あさい) 理人(りひと)」だ。


まひるは次の日、教室に入るのがとても嫌だった。なぜなら、掲示板やHuwitterの話で持ちきりだし、元から犬猿(けんえん)の仲である

浅居 理人がいるからだ。






まひるは最悪の事態になることをまだ知らない…

Step1「On the Internet-ReMake」


第1話目をルビを付けるリメイクをしました!これからはルビを振るようにするので、よろしくお願いします!

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