仕事=盗賊団のやることじゃないような気がする
ルビー「はいはーい♪ 仕事来たよー」
仕事?
レット「ここの盗賊団は依頼制で、その日の依頼数次第で仕事の数が作用されるんだ。」
カレン「依頼制…で、レット。お前大丈夫か…?」
レット「ああ、このぐらい…我慢できる。」
紅蓮『おいおい…ガキのくせに、何格好つけてるんだよ。』
レット「そう思うなら俺の頭から降りろよ…(若干怒)」
紅蓮『い・や・だ・ね。誰がお前みたいなガキの言うこと聞くか。』
レット「このヤロ…」
お解りだろうか…現在、紅蓮はレットの頭の上に乗っているということを…
ルビー「はいはい。ケンカはそこまで…ね♪」
二人『「う…」』
笑顔だけど怖いな…ほんと、先輩だけは怒らせないようにしよう…絶対に。
ルビー「えっとね、今回の依頼は…依頼は…」
皆「『?』」
ルビー「…読めない。」
ズコッ!!
レット「…『火ノ本』の文字か、日本語ならまだ読めるが…日向と炎斗はどうだ?」
炎斗「すまない…」
日向「私も…」
…はぁ、しょうがない。
カレン「…それ、貸してみろ。」
レット「読めるのか?」
カレン「ああ、えっと…」
『――最近山に物騒なモノが住み着つき困っている、
追い払おうとしても逆に撃退されてしまう…どうか退治してくれ
むさしの村――村長』
カレン「…だとさ。」
ん? 退治してくれ? ここ盗賊団だよな…
ルビー「撃退ねぇ…攻撃系得意なの、私以外に誰がいたっけ?」
アニー「データを見返すと…炎斗さんと日向さん、ガーネットさん、
他には…カレンさんもね。」
私もか…ん?『姫』呼んでくる王子とか、『ふーちゃん』とか子供扱いしてくる奴とか、もはや女子にしか見えない奴は?
ブレイ「うーん、俺はそういう系は苦手で…」
ラナーテ「僕もちょっと…ねぇ…」
ファイ「あーよく勘違いされるけど、俺はナビする方なんだよー」
…コイツら(怒)
ルビー「そういうことでLet's Go♪」
はあ…まあいいか…