ルビーさん怖えぇ…
紅蓮『よお、遅かったな♪』
カレン「人間姿になってるし、一体何をやったんだ。」
紅蓮『かるーく、準備運動程度にやっただけだぜ?』
カレン「あんま信用できないが、そういうことにしておこう。」
ルビー「はいはーい♪ さっきのデータから結果が出たよー♪」
紅蓮『んにゃ?』
カレン「データ?」
レット「さっきのロボットに対してどんな行動、判断、攻撃、をするかで…
誰とペアがあっているか、どの班があっているか…などを決めるんだ。」
カレン「うおぅ…いつの間に隣に…」
レット「さっきからいた。」
紅蓮『お前地味にひどいな。』
カレン「え? 何が?」
ルビー「えっとね…紅蓮は、カレンちゃんとパーt『(紅蓮)契約者だ』で良いとして、
カレンちゃんは…行動班、パートナーはレットね。」
カレン「行動班ねぇ…」
紅蓮『おいおい…ルビーさんとやら、このガキにまかせて大丈夫なのか?』
紅蓮…そんな挑発するような口調で言ったら…
レット「誰がガキだ…この化け猫が。」
紅蓮『何だと?…』
あーあ…やっちゃったよ…
周りを見ると…皆物凄い青い顔してる…なんでだ?
ガンッ
カレン「ん?」
紅蓮『にゃ?』
後ろを見ると…ルビーさんが…
壁に拳を打ちつけて…その壁に…ヒビが…
ルビー「二人共…いい加減にしなさい…ね♪」
笑顔だが…怖い…
二人『「ハイ…スイマセン…」』
謝っちゃった。
カレン「ルビーさん怖えぇ…」
ルビー「あ、さん付けなくていいからね♪」
じゃあなんて呼べばいいんだよ。ってツッコミたい。
紅蓮『あー、師匠から聞いたが…どうも自分より年上の奴に対してはそうなんだと。』
お母さあああああああああん!!!! 何娘に黙って勝手に言ってんの――――!!!?
ルビー「あらそうなの? どうするかな…」
フィー「…」
ファイ「…へぇ、そうなんだ。」
レット「ん? どうした。」
ファイ「他の世界では自分の尊敬する目上の方に対して、『先輩』と呼ぶそうだよ。
って、フィーが言ってるんだ。」
え?何お前、通訳?
ルビー「そうなの? じゃあそう呼んでもらおうかな♪」
▼…さあ、カレンはどうする。
1.断る
2.いや尊敬すらしてないだろ ※突っ込みを入れる
3.命が惜しいので承諾する
4.\(^o^)/←
…ここは1か2を選びたいが…さっきの光景を見た限り、3を選んだ方が最善だろう。
ていうか周りが「はいって言っておけ」っていう目をしてるし。
カレン「…はい。」
こうしてルビーさん改め、先輩となった。
それ以前にここの盗賊団の年長組は『さん』付けされるのあんま好きじゃないのか。
てか…こんな終わり方でいいのか?




