表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Memories of sadness  作者: 火炎使いの破壊姫
16/18

仲間の意思 ~レット視点~

ロート「お兄ちゃん…」


落ち着け…皆だって、辛いんだ…


けど…一番つらいのはやっぱり…カレン自身


カランッ


レット「…?」


ガーネット「何? 今の音…」


炎斗「…見てくるか」


日向「…そうね」


何だ?…たしかカレンは、自室で安静に──


日向「何これ…松葉杖…?」


松葉杖…支えさえあれば、歩ける程度には回復していたような…


レット「…まさか…!?」


フィー「…見える…カレンのお姉ちゃん…」


その時、初めて自らの声でフィーが喋った。


ディン「見えるって…何が…?」


フィー「…此処じゃない、遠い…何処かの湖、カレンのお姉ちゃん…泣いてる」


泣いてる…?


ファイ「…今の話、もしかしたら聞いてたも知れないね…」


紅蓮『何…?』


アニー「本当ですか…?」


アニーは、信じられない…という顔で聞くと、フィーは頷いた


炎斗「…だとしたら、かなりヤバいな…」


日向「ええ…」


この世界で湖がある場所は三ヶ所のみ。フィーのお陰で大体の場所は把握できた。


レット「…ガーネット、紅蓮はA地点!ブレイ、ラナーテはB地点!日向、炎斗はC地点に向かい、

    大至急、カレンを見つけて保護!!



            ──それが、今回の俺達の仕事だ!!」


「「…了解!!」」


どうか…間に合ってくれ…!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ