序章 空戸市
この文章はとある作品の影響を非常に受けていて、表現や設定に似ていいる部分があります。
尊敬する作品を参考に描いているのでインスパイアやオマージュとして受け取っていただけると幸いです。
空戸市、人口30万人
ある日、異世界と通じる〈扉〉が街の上空に表れた。
扉からは、のちに類界民と呼ばれる侵略者が降り注ぎ、街を蹂躙した。
こちらの世界とは異なる技術を持つ類界民には、地球上の兵器が通用せず誰もが都市の壊滅を覚悟した。
そのとき、とある一団が類界民を撃退しこういった。
「こいつらは私たち〈コネクター〉に任せてほしい。このときのために備えていた。」
類界民の技術を研究し、鍛え、「むこうの世界」と「こちらの世界」接点から、人々を守る組織
界接点防衛機関「コネクター」
彼らは短期間で基地を作り上げ、類界民に対する防衛体制を整えた。そして、街の4割を基地と警戒区域として使い、類界民との戦争を繰り広げている。
侵略から5年が経ち、依然として扉は開き続けているが、空戸市は都市としての機能し続けている。空戸市を離れる住民も少なく、時折届く轟音と閃光に慣れきってしまっている。