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19、座敷童

 むかし、天地開闢の時に現れた神は、自分の子孫を敵対者から守るために、人々の住居に隠して育て、血脈をつないだ。

 神々は敵対者と争っており、神々は旅と戦乱で忙しいので、子供たちを敵対者から守るのが難しい。そこで、神々は自分たちに協力的な一族を探し出して、神々の子供を育てさせることにした。神々の子供は、どこで生まれたのか、何人いるのかもわからない。神々の子供を育てる旧家の屋敷では、子供の数を数えると人数を必ずまちがえる。それは神々の子供が隠されているからである。この国の旧家は、神々の子供を秘かに育てる。敵対者から神々の子供を守り、神々の血脈をつなぐためである。

 神々の子供は、無口で聡明で、どこにいるのかわからないが、容貌は整っている。神々の子供は、良識的であり、隠れてさまざまな楽しい遊びを知っている。神々の子供は、人々の子供と仲良く遊び、人々の子供の思い出に印象強く残る。神々の子供には男も女もいる。

 この神々の子供が座敷童である。

 座敷童のいる家は、幸運が舞い込み、自然と裕福になる。

 座敷童は、秘かに神々の血脈をつなぎ、敵対者と戦いつづける。座敷童は、すべての人々が守る。


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