後悔と未来:計算通り
ナツミはすごく可愛い系で、マヤは綺麗系だった。
ナツミは綺麗系なマヤに対して羨ましい気持ちと少しの嫉妬などがあったんだと思う。
なので、2人を知っている段階で僕がナツミを選んだ事がかなり嬉しい様子だった。
ナツミはそんな優越感をアピールしたいのかマヤとのご飯に積極的に誘ってきたので何度か行く事はあったが、それでもマヤにバレることなどはなくナツミにもバレる事はなかった。
何ヶ月か経って、マヤとの関係も進展したのでちゃんと付き合う事になったが基本的にナツミと行動範囲が似ていたので、家で会う事が多くずっと身体を使ったり、ゲームをしたりと家でできることがメインだったがそれでも納得してくれていた。
身体を使う時は引き続き何の優しさもなく、性欲のまま使うだけだったので痛みと自分がされる事の屈辱感からかいつも泣いていた。
身体に火傷の跡や殴った時の傷などが残っていると面白くて仕方なかった。
ただの動物だった。
そんな生活も長く続く訳はなく別れたいと言われていたが、家は居心地が良く、使いたい時に体は使えて、ご飯も勝手に出てくる、必要なお金はいつでもくれる。
この環境は中々手放す事が出来なかったので、そのまま無理やり付き合い続けた。
その頃にはナツミとも付き合っていて、ナツミは長期的な関係を考えていたので色々ノーマルに過ごしていた。
ナツミからマヤの話を聞いているのはすごく面白かったし、作戦通りに事が進んだ事が何より気持ち良い感覚だった。