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出会い:新参者

カナはバイト先でも引き続き分かりやすいアプローチをしてきていた。シフトが一緒になるようにバイトリーダーに掛け合ったり、入り時間前に話せるように2時間前でも控え室で待っている事が多かった。


既にエミとレイと過ごす時間が多く中々余裕などない。

それでもアプローチに負けて一度デートをした。


「ずっと怖かった。」


アプローチをしているカナは全然そんな感じを見せなかったので、意外だった。

それでも少し落ち着いてもらうようにお願いし少しだけ不服そうだったが納得してくれたと思っている。


そこから半年くらいはカナは特に動きを見せず、レイとエミと付き合い続ける日々を送っていた。

家に呼ぶのはエミ。深夜の時間はレイ。昼と夜の二重生活はうまく行っているように思えた。


ある日控え室で一緒だった僕はカナに余計な事を聞いてしまう。


「最近、新しく好きな人とかできたの?」

「ううん。カイさんとはいつでも付き合えると思う。最終的に選んでもらえるように自分磨いてる」

「どうゆう意味?」

「言葉通りだよ。笑」


次の一言に、僕は悩まされる事になる。

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