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外道:性欲

お父さん:「どこまで彼に命令されてるの?」

リョウ:「ん?できるだけカップルっぽく出来るところまで。だけどこれで大丈夫だと思う」

お父さん:「そうかな?また傷増えたりしないかな?」

リョウ:「大丈夫だと思う。ありがとう」

お父さん:「心配だな」


リョウは嫌な予感と共に最悪の展開を想像していた。


お父さん:「彼をちゃんと納得させる必要があると思う」

リョウ:「そうだね」

お父さん:「咥えてくれる?それなら納得するでしょ?」

リョウ:「やっぱり。本当にするの?」

お父さん:「してほしい。それに傷が増えないなら一石二鳥じゃない?」

リョウ:「わかった」


結局お父さんはリョウの口の中で果てた。

お父さんだと思っていた人に奉仕をしている。こんな状況が飲み込めずずっと吐き気を抱えたまま僕の為だと思って頑張っていた。

最後まですることは無かったが、リョウは大きなものを失った感覚でいた。


お父さんが性欲の為に迫ってきた事もショックだったし、それを彼からの命令だからという彼を言い訳に自分の欲求を叶えようとするやり方が許せないでいた。


リョウ:「頑張ってきた。これでまた私の事いい子だと思ってくれる?」

僕:「もちろん。面白い動画になったね。」

リョウ:「もう本当に家族なんていないや、私にはあなただけ」

僕:「これお母さんとか兄弟に送ろうよ」

リョウ:「だと思った。嫌だけど、私は逆らえないし、いいよ。私にはもう家族でさえお客に見える」

僕:「これからは俺だけの為にもっと頑張るんだよ?」

リョウ:「わかってる。それしかもう私にはないから」


この動画をお母さんに送り、色々誇張して連絡をした。

もちろん連絡をしているのは僕なので、すごい展開になった。


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