異空間:気付いた事
悪い噂になって、友達とは一時期微妙な感じにはなったけど時間が経つとそれも気にならなくなり、いつもの日常を過ごしていた。
その中でもカオリとは一緒にいる時間が長くなった。
大きな公園でピクニックをしたり、カフェで過ごしたり、小旅行をしたりと2人でたくさんの時間を過ごし、本当に多くの事を話した。
カオリ:「彼女にならないつもりだったけど、、どうしよ、、、彼女でもいいよ」
僕:「いいね!身体が目当てだけど!w」
カオリ:「気持ち悪い。w」
僕:「じゃあ彼女で!」
冗談も言えるし、関係性に関しても満足していて、友達だったら最高だなと思った。
身体を重ねて、彼女という関係性になった時に違和感を感じていた。
恋愛という土俵に立った時には、なんだか虚無の感覚があった。
レイよりも好きになり大切に思う事はもうないだろうなという感覚があり、付き合っても1番ではなく、付き合っても2番目の人になっているというのは気付いていた。
2番目の人には嫌われても良いし、正直言ってしまうとどうでも良い。
どうでも良いというのがすごく分かりやすく態度や行動に出ていて、相手の人生がどうなろうと本当にどうでも良いし、嫌われても気にならないし、傷付けても何も思わなかった。
身体を重ねても避妊はせずどうゆう結果になっても堕ろせば良いし、
なんとなく興味のあるような非道な事もたくさんしていて、性癖も我慢することが無くなっていたので、
相手の体に一生残る傷を付けても何も思わなかった。
カオリはたまたま妊娠などはしていなかったが、
そんな状態で性欲の捌け口に使っていただけなので、どんどん病んでいった。
カオリが別の友達グループとカナダに旅行していた時もただ使いたかったので、2日くらいで帰ってきてもらうようにお願いした。
僕:「使わせて。今すぐ」
カオリ:「旅行中だし、今カナダに着いたばっかりだよ」
僕:「なら他の人でするけどいいの?」
カオリ:「嫌だけど、我慢してよ」
僕:「じゃあ同じように我慢して。じゃ。」
カオリは来てくれると分かっていた。
急いで来てくれたカオリに対して、自分の性欲のままに使って痛めつけて痣だらけにして満足したら、バイバイする。
帰る時にカオリは毎回泣いていた。それでも何にも思わず、別の女の子の友達のところに帰って行った。