表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/72

夢の中:あらゆる手段

連絡はどれだけしても返ってこない。

会いたくても相手の仕事はシフト制で早番遅番があったので、全然何をしているのかがわからなかった。


それでも会えるように、最寄駅で何時間も待っていた日が何日もあったが会えた事は一度もなく、

手紙を書いたがそれも読んでくれているのかわからない状況が1ヶ月くらい続いた。


そんなある日、

いつものように駅で3時間くらい待っていた時の事だった。

向こうから歩いてくる人に見覚えがあり、すぐにレイだと分かった。


何も変わっていない姿に安心したのと、なんて話しかけようか考えていた時にはもう近づいて。


僕:「久しぶり」

レイ:「…」


話しかけてもこちらをみる様子は全くなく、見向きもしないまま歩いて行ってしまった。


今までこんな事をされたことがなかったので、動けなくて少ししてから追いかけたけど、何を話してもこちらを見ることなく明らかな嫌悪感を纏って歩いていた。


その日は一瞬でも会えた喜びともう本当に無理なんだということが確信に変わった日になってしまった。


SNSは元々やっていなかったがレイがやっていたのでやっていた。

それを思い出しそこから連絡しようと思ったが、全てブロックされていてもう連絡する手段はなかった。


それでも最後にもう一度話したかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ