表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/72

ドン底:決断

僕 ;「俺はこれからも "レイ" と一緒にいたい」

レイ:「.....」

エミ:「嘘でしょ?」


その時のエミの顔は一生忘れない。

期待した答えをもらえず、約束を否定され、好きな人に裏切られた瞬間の絶望した顔にはさすがに申し訳ない気持ちになった。

エミもレイも話にならないくらい号泣していたが、それでも話を続ける。


僕 ;「本当にごめん、色々考えるとレイと一緒に居たい。エミごめん、さよならしよう」


エミは何も言わずに部屋を出て行った。

どちらも終わらせるつもりで来たので、帰りは二人で帰ろうとレイと約束していたが一人で帰ることになりずっと放心状態のままその日は家に帰った。


レイ:「辛い。私があっちの立場だったらもう生きていけない。ありがとう」

僕 ;「俺の方こそごめん。0からやり直したい」


その日レイは家に泊まり、朝までずっと愛し合った。

僕は今までの3角関係が終わった事、レイはずっと気になっていた問題がひと段落した事、

お互いスッキリした気持ちでこれからやっていけると思っていた。


僕もその時はレイだけを見て今後生きていこうと思っていた。

ここから心を入れ替えてレイに向き合おうと思っていたが、人はそんなに簡単には変わらないのである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ