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最優の死神  作者: マヒロ
1/1

命の終わり

雨が降っている

風が吹いている

風が雨を僕にうち付けている、けど、不思議と何も感じない、冷たいとも、寒いとも

ただ、ピチャ・・ピチャと雨に濡れた屋上を歩く僕の足音しか聞こえない。

しばらくすると屋上の端に着く。下を見るとアスファルトの道路が見える。カタそうだ。

けど、やっぱりナニも感じない。おかしいのだろうけど、恐怖も感じないのは有難い。

そして、  タンッ という音と共に

僕は屋上を飛び降りた・・・

自然と頭から落ちていく体制になる。

地面がどんどん近づく。風の音が聞こえる。そして、

地面に衝突した。

痛みもなにも感じない・・・自分から・・・頭からなにか・・・とてもアツイものが・・抜けていく・・・なん・・だ・・・走馬灯・・なんて・・見えない・・・天国・・に・行けた・・・なら・・家族・・に・・・会い・・たい



これが青年の最後の思考だった。

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