予防接種
「じゃあ仲間になろう」
旦那は溜息をつきながら言った。
「よし。わかった。だが、今回かかった費用は敵を倒したゴールドから引くからな」
えっ!払ってくれるんじゃないの?ケチ!
しまった。お金のことになるとつい熱くなるのよね
「わかったよ!」
旦那から見ると、一瞬私はすごい怖い顔をしてたらしい。
色々反省しないとね。
ケンサーノで早速私達は流行病の抗体を調べ、予防接種をした。
麻しん、風疹、おたふく風邪、水疱瘡などを夫婦で予防接種した。
インフルエンザと百日咳は妊娠してから免疫をつけた方がいいらしい。
「これで予防接種は完了ね」
「終わったか?」
ローガは暇そうに武器の手入れをしている。
「ああ。終わったよ!」
旦那が注射を打たれた痕を大袈裟に、痛がっている。
「じゃあ次はケンサーノ王国へ向かうぞ」
ローガは地図を出して言った。
「なぜケンサーノ王国へ行くの?」
私は腕を回しながら言った。
「王様が魔物を怖がって妊娠できるかどうかの検査を国で中止しているんだ。だから伝説の勇者たちを連れて説得に行く!」
ローガが力強く言った。
「で、ここからどのくらいの距離あるの?」
旦那が地図を指さしながら言った。
「10kmだ」
ローがは即答した
「車か電車はあるの?」
「くるま?でんしゃ?それは何だ?移動は馬か歩きのみだ」
ローガが不思議そうに言った。
「「えー!」」
私と旦那は口を揃えて言った
「馬は?」
私は慌てて言った。
「馬は持ってない。歩くぞ」
ひどい、10kmも歩くの?
~しばらくして~
「ぜい…ぜい…今どのくらいだよ?」
旦那はしんどそうだ。
「あと6kmだ」
まだそんなにあるの?普段から鍛えておけばよかった。
目の前にスライムが現れた。
「何?普通の魔物も出てくるの?」
私は驚いた。ゲームの魔物が飛び出してきたみたいで嬉しい…そんなこと言ってる場合じゃないか。
「この世界には不妊魔物と通常魔物と2種類が出てくる。この先魔物は強くなるぞ!しっかりレベル上げしておけ」
ローガはスライムを、杖で振り払って先に行く。
私たちもスライムをなんとかやっつけた。
そしてやっつけたお金はローガが持っていった。
それを何回も繰り返した。
レベルが上がった
私 レベル7妊娠力4 メラメラ斬りを覚えた
旦那 レベル7妊娠力 3 すやすやを覚えた
ローガ レベル12 ガチびりびりを覚えた。
妊娠力0 願望0
って妊娠力上がらないの?
「ねえ。ローガ何で妊娠力上がらないの?」
読んで下さりありがとうございます!




