ナルラ様
「実はな。わしは魔物に監視されておる。」
王様は小さい声で言った。
「父上!魔物なんかに負けてはなりません!」
中華服を着た女性が出てきた。おそらく私より若い。
「ナルラ!そうは言っても…」
どうやらこの女性は王様の娘つまり姫のようだ。
「ではその魔物をやっつければ再開して下さりますか?」
「よかろう。その魔物をやっつけてくれ」
王様が言った瞬間、旦那が倒れた。
「旦那!」
私は慌てて抱えるとすごい高熱だった。
「おそらくクーラクーラ病にかかっている。さっきのクラミーのせいだ。」
「どうすればいいの?」
私は泣いていた
「ジア洞窟の真鏡水を取ってくれば…もしくは王様を見張っている魔物を倒して検査と治療をするしかない」
ローガも動揺している
「真鏡水を取りに行くわ」
魔物を倒してからなんて待てない
「私も行きます。」
「しかしナルラ…」
王様が困っていた。
「この人達が困ってるのに何もしないなんていやなの!」
「王様、ナルラ様はわたくしがお守りしますから」
ローガが顔を上げて言った
「うーむ。わかった。無理は禁物じゃぞ」
こうしてナルラ様も着いてくることになった。
旦那は城のベットで休ませてもらうことにした
「僕がいない間ローガと仲良くなるなよ」
旦那は小さい声でベッドで横になりながら言った。
「ないわよ。私は旦那ひとすじよ」