批判について見聞きした事と、それを受け取った時に感じた事など
批判というのは、海外においては意味があるという。
あれば議論が活性化するとか何とか。
だが、日本においては違うという。
会議などで批判などをすれば、悪い結果になるとか。
────だいたいこんな話をどこかで見た気がする。
これがどこまで本当なのかは分からない。
多少なりとも調査がなされた結果なのだろうかとも思うが、それも不明だ。
ただ、日本と海外では何らかの違いがあるのかも、とは思った。
その違いがどの程度なのかは分からない。
そもそも存在するのかも分からないが、何らかの違いはあるのかもとは思う。
これについては既に詳しい研究があるかもしれない。
あるいはまだなされてないかもしれない。
俺も詳しくないから、これについてはこれ以上何とも言えない。
ただ、この話を聞いてフィンランドの小学生が作ったという議論のルールなるものを思い出した。
それを読むと、外国においても議論が成り立たない事があるのだなと思った。
でなければわざわざルールなど出来るわけもないだろう。
ルールが出来たというのは、ルールが無ければどうにもならない事態が実在するという事なのだろうから。
もしかしたら、日本だけではなく、外国においても批判というのは不毛なものなのかもしれない。
そう感じた。
なんにせよだ。
仮に日本と海外においては事情が違うというならばだ。
やはり批判は不要という事になるだろう、日本においては。
本当に日本においては無駄どころか害悪になるのかどうかは分からない。
ただ、俺の見聞きしてる範囲ではその通りだと思う。
本当に体感的な考えになるが、実際批判というのを見聞きしてても、とても意味があるとは思えない。
何かしら正当と言える理由や根拠があって反対してるならともかく。
だいたいにおいて批判というのはへそ曲がりや天の邪鬼な言いがかりでしかなかった。
そういうものしか見てこなかったからというのもあるだろうが、話しを停滞させるだけで何一つ建設的なところがなかった。
そんなものを何度も続けていれば、話しが空転するだけだろう。
本当に批判というのには何の意味もないのだなと実感してきた。
いや、それは批判ではない。
批判とはそういうものではない、という人もいるだろう。
だからなんだとしか言いようが無い。
一々批判であるかどうかを考える時間がそもそも無駄でしかない。
何が悲しくて本筋とは全く関係のない事で時間を浪費しなくちゃならないのか。
そんなもんに付き合わされる方はたまったものではない。
会議でも議論でも何でもいいが、少しでも建設的な事を話合いたいのだ。
そこに、ただひっかき回すだけの批判など無駄でしかない。
ひっかき回す程度で終われば良いのだが……などという事もないか。
ひっかき回された時間が無駄でしょうがない。
こんな無駄の為に貴重な時間や労力を浪費したくない。
かつて俺の書いてるものの感想にこういうのが来た時に、だいたいこういった事を感じた。
もう少し詳細に書くと────
わざわざ感想欄を使って口喧嘩(議論などと言うたいそうな言葉はもったいない)するのもばからしい。
相手を撃退するために用いる労力がもったいない。
かといって書かれた事を真摯に受け止める必要もない。
そこまでする程の価値があるとも思えない。
また、価値があるかどうかを考える時間もまたもったいない。
残しておくと、この後どんどん同じような事を書き込む奴も出てくるだろう。
面倒だから、削除したユーザーをブロックしておこう。
でも、どうせ似たような事は書き込み続けられるだろう。
だったら感想欄を閉じてしまえ。
楽しんでる人達の言葉を読めなくなるのは残念だが、憤りや嫌悪感を抱くような書き込みを見る事は無い。
その方がよっぽど重要だ。
────だいたいこういった考えや気持ちがわいてきた。
だいたいにおいて、否定や反対というのは、より悪いものを呼び込む。
そのための第一歩になっていく。
少なくとも、そうなる可能性は大きいだろう。
だからこそ、さっさと削除して二度と書き込めないようにした方が無難だ。
楽だし面倒がない。
その究極が感想欄の閉鎖である。
褒め言葉や応援、励ましなどが読めなくなるのは残念だが。
それでも、否定や罵倒を聞くよりよっぽどよい。
これが感想欄閉鎖の理由である。
結局のところ、批判と呼ばれてるものにどれだけの価値があるのか、という事になるかもしれない。
多少は利点や効能があるにしても、それ以上の害悪や損失があるなら意味が無い。
足し合わせれば害悪や損失しか残らないという事なのだから。
何が悲しくてわずかな利点のために問題を抱え込まなくてはならないのか?
もし利点や効能を提示したいならそれだけを持ってくれば良い。
わざわざそれ以外を抱き合わせる必要がない。
どうしても否定や反発などがしたいなら、やりたい人同士でやっててくれ。
俺はそんなもんを受け取るつもりは全く無い。