4 龍
05/21
大変申し訳ないのですが、主人公の名前の漢字が間違っておりました。
修正前:音無 連
修正後:音無 蓮
01/01
今更ですが主人公の苗字を変更しました。
修正前:音無 蓮
修正後:六条 蓮
俺は、少女と自身の位置を入れ換え盗賊の頭らしき男を倒した。
その後助かったことに、人々が安心したり、なくなってしまった家や財産、そして家族との突然の別れに悲しんでいるなか。
先ほどの少女と少し歳を得ていい感じに成長した姉らしき人物と抱き合って泣いている。
ふと、俺にもあんなのがあったのかな
どうもそうは思えない。
俺がそんなことを考えていると、先ほどの少女と姉らしき人物がこちらに寄ってきた。
「助けて、くれてありがとうございますぅ!!」
少女が可愛らしく頭を下げてお礼を言ってくれる。
(尻尾がフリフリ振られてていいな)
「この娘の姉なんだけど、妹を助けてもらいありがとな!」
姉の方もワンテンポ遅れてお礼?を言ってくれる。
(耳が動いてるなぁ、やべぇたまらん)
「いえいえ、考えるより先に体が動いて・・・・困ったときはお互い様ですよ・・ハハ」
当たり障りない返しをし空笑いをしてると姉の方が声をかけてきた。
「あんたの名前聞いていいかい?」
若干?申し訳なさそうに聞いてくる
「えっと、六条 蓮って言うんだけど・・・」
「もしかしてだけど、あなたって元いた世界から追い出されたくちなの?」
他に異世界へ来るやつらがよくいるなのだろうか
そう聞いてくるが、俺は違うと言うと
「へぇ違うんだ。ここらで聞かない名前だし、あんなに強いからてっきり異世界の人かなって思って」
すまんなこんなこと聞いちゃって
的なことを言いながらちょっと顔を赤らめている。
「俺は、この世界から言うと異世界人だぞ
ただ、俺は追い出されたんじゃなくて自らこの世界に入ってきたただそれだけだよ」
「あんた、今さらっとすごいこと言ったね」
「あの・・・蓮さん。も、もし、よかったら旅のお供として一緒に連れてってくれませんか・・・」
少女が必死に顔を赤らめながらお願いしてくる
「んじゃあたしもお願いするね」
姉の方もさらりと便乗してくる。
「じゃあ、これからよろしく」
手を出すと、勢いよく少女が手を握ってはい!と尻尾をブンブンと振りながら返事をする。
姉の方は俺と少女の手の上にそっと置いてよろしくな♪と言ってくれる
(やべぇこの世界たまらん)
早速、どういう所に行きたいか聞かれた。
なので、とりあえず他の種族の亜人に会いたいと言う旨を伝えると
日が暮れる前に着く集落があるらしい。
なんでもそこは、竜を祀る種族が住んでいるらしい。
主人公の苗字の六条は無神から無上から無上から六条から六条と変化したと言う設定の妄想由来です。
本当の六条の由来は自分で調べてね。