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楽しい登山の末路File2

「サーちゃんとこの山、異世界山に…遊びにきてたのですが…」 「……うん、」 「登山中に…私たち、遭難して……」  「……」 「ハグレて…!」

「私だけは…私は何日も山の中で迷って!何とかここに……うぅぅ、えーん!」

とマーは泣き出した。


 楽しい登山の…悲劇! と心の中で思う!

 「………」   「うぅぅ…」

「お二人で、一緒に…この!異世界山に入山した?」  「 ! あぁ…えぇ…」 「この山にはいつから?」 「………数日まえから…」「…うーん」

「……あのー?なにか?」「マー代さんは、登山は?」 「今回が…初めてでした!」 「そっか!」

「………」「………」「……あの!お巡りちゃん?どうしました?」 「ご主人!」と山小屋を経営している夫婦に話しかける…「なあに?」奥さんが答える… コチラのお連れの方…お会いににった?


「いいえ…はじめまして…ですよね? 私たち、一度でもここにきたお客さん、全員おぼえてますから……」   「そうですか……!」私はじとー!と

マー代を見つめる……「…あの!何か?」とマー代は言う……イラついているようだ。


「妙な事を言う人が…連れの人間が大変だ!というモノだから……ね!」 「………妙?」


「はい!」 「何が妙?」「私は…あなたと同じく、登山の初心者で…大変な思いをして、ココまで来ました。」ここで、チラリとマー代の様子を確認

「………」何も言えないでいる!

「……あなたは!ボクと同じ初心者なのに!この山に一つしかない、山小屋に寄らないで…さらに登っていった………」 「それは……サーちゃ」

「サー吉さんに寄らないように言われたから…?」


「う……」 「マーさん!あなた、登山、初心者じゃあ…ないですね?」 「えぇ……!?」

「あなたが…この山小屋に助けを求めにきて、まだ…」と腕時計を見て…「三十分も経っていない!何日も山の中にいたというのに、登山は初心者というのに…疲れた様子が見えない!…妙だと思うには、十二分だよ?」 「………」 みんな、その他の登山客は黙ってボクの話を聞いている……

「……たしかに!」とマー代は何か反論をしようとして……ボクは、手で待って!の合図をする…

「……」 「ここにいる人たちは…誰もサー吉さんなる人物を見ていない……そうですよね?」と、その場にいる…マー代以外の人たちに確認…みんなは、コクリと頷く…… 「この異世界山は、入山料もない山…何人で入山したのかも…確認は難しい…実際どうなんだろか?どこか全く別の場所で…ね?非常事態になっていたら? あなたは……ココにサー吉がいると言う!とっても広い山…どこにいるのか?ハグレたのはどの辺りだったのか?初心者だから…わからない!行方不明のまま、ウヤムヤ?」 「………」マー代はうつむいている!


「……マー代さん、何が、起こっている!証拠もヨーコも純子も居ないし、今日はボク!休みだし…放っておきましょう……ね?」すると みんなは……

「全く、お巡りちゃんは…仕方ないな……」と

ホッコリしていた。


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