2/132
#プロローグ 滅びの国
焼けた国土、蹂躙された大地、滅びの国にはお似合いの状況である。
数々の間違いを愚かにも学ばずに繰り返した結果、今日に至ったのだ。
その時は正しいと思っていた。思い込んでいたが正しいのだが。
だが、重要なのは結果だ。
過程がどれだけ正しくても結果が負けならそれは負けなのだ。
百回負けても最後に一回勝ちならそれは勝ちなのだ。
それはありがたくも歴史が証明してくれている。
などと歴史にも経験にも学ばない馬鹿が話しても説得力のかけらも無いのだが。
頭に過るのは過去の記憶、走馬灯とも呼ばれるソレである。




