表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方呪幻郷  作者: 緒志罹薄
1/2

災悪の始まり

今作は東方projectの世界観をベースに作ったオリジナルストーリーです。元の東方のストーリーと大幅に設定が違ったり、キャラ設定が違ったりするので、そこら辺を理解した上でご視聴ください。

ここ、幻想村では18才になった村人たちにとある儀式が行われる。その儀式の名は【宿呪の儀】(しゅくじゅのぎ)と言われている。宿呪の儀は幻想村の村人達に呪い(まじない)の力を与え、時に呪い(のろい)の力を与える。これは呪い(のろい)の力にあらがう兄妹の物語...


~~~~~~~~~~~~~


俺の名前は闇凰罹薄。普段は朝遅く起きる俺だが、今日は特別早く起きなければならない。理由は...


朱雀「兄上、今日は儀式の日ですよ。早く起きてくださいー!!って起きてましたか。」


そう。今日は村伝統の儀式の日、当日だからだ。双子の妹の朱雀と儀式を朝早く受ける為、早起きしたのだ。


罹薄「さて。起きたことだし、飯食ってさっさっと儀式を受けにいくか」


朱雀「ご飯は作ってあるから、適当に食べて来てください。私は出かける準備をしてきますので。」


そう妹は言うと、自分の部屋に入っていった。


罹薄「だるいけどさっさと飯食いますか」


美味しい朝ご飯を食べ終わり、妹も準備が出来たらしい。早速俺らは、儀式を行う神社へと向かった。


罹薄「どうしようもし害呪なんて与えられたら」


朱雀「最近、儀式を妨害してくる連中が居るって噂を聞くから安心は出来ないできませんね。」


呪いには三種類の呪いがある。一つ目は人々に利益をもたらす、【聖呪】二つ目は人々に害をもたらす【害呪】三つ目は人々に利益をもたらさず、害をもたらさない【無機呪】と呼ばれるものだ。この村では害呪を与えられたら村八分を受けるという条例がある。村八分とは簡単に言うと村の中で村人達に苛められるという事だ。だから、儀式の日はこれから先の未来を決める大事な日である。

神社へついた俺たちは儀式を受けようとしていた。


神主「これより宿呪の儀を行います。お二人とも、準備はよろしいですか?」


兄妹「はい!」


神主「それでは罹薄さんから儀式を行います。【与呪(よじゅ)イムプレカーティオ】!!」


そこには白い魔方陣が描かれていた。魔方陣が消えると神主は


神主「これで儀式は終了です。能力は今日の夜に村長から直接告げられると思います。」


罹薄「ありがとうございました。」


神主「次は朱雀さん、こちらへ来てください。」


朱雀「はい!よろしくお願いいたします!」


神主「では早速。【与呪(よじゅ)イムプレカーティオ】!!」


魔方陣から一瞬、金色の光が見えたのだが、その色は黒色へ変色した。


神主「これは...害呪の兆候...。」


朱雀「え?え?冗談はよしてくださいよ。」


そう涙を目尻に浮かばせている朱雀に対して、神主は眉間にしわを寄せていた。


罹薄「逃げるぞ朱雀!!!!」


あれからどれだけ逃げただろうか。気付いたら俺たちは隣町まで来ていた。


罹薄「まだこっちの町までは情報が伝わってはいないようだな。」


朱雀「兄上、もう私を捨てて村で生きてください。私といると兄上にどんな影響を及ぼすか...」


罹薄「馬鹿野郎!!!」


朱雀「え?」


朱雀は返ってきた言葉が予想より斜め上の答えが返ってきて、混乱しているようすだった。


罹薄「妹捨ててまで生きたいと思う兄はこの世には存在しねぇよ。だから、俺についてこい!」


朱雀「兄...上...ありっ...!ありがとう...ございます...!」


涙で顔がぐちゃぐちゃになっている朱雀をただただ俺は慰めながら町を歩いていた。


霊夢「あら、あなたたちこんなところでどうしたの?」


end...










ご視聴ありがとうございました。今作はyoutubeのオシリス【東方物語・ゆっくり実況・茶番劇】にて物語として投稿されているので、ぜひ見てみてください。小説版と物語版は少々違いがあるかもしれませんが、物語版の方が基本的に正しいので、異変を感じかたら物語版を視聴してください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ