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第六話 やっつけました

私は外に出るときは男装します

動きやすいしね

普段から着てるけど


で、現在は呪いをかけた奴のいる建物の上にいます


え?何で場所が分かったって?

そりゃあ、呪いをかけられている子供に呪いをかけた魔力が見えて、それを追ってたらここだったって感じかな?

もちろん、さっき盗聴して証拠もバッチリです



さぁて、行きますか




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━【???side】


コンコン

そうドアをノックする音が聞こえた


俺は訝しげに思った

今日は大事な日だ

それにここに俺がいることを知っているのほとんどいない

手下にも嘘の場所を教えている

知っているのはここにいる護衛だけだ

まぁ、この護衛も金で雇っただけだがな


「やぁ、こんばんは」


そう言って入ってきたのはたった一人の子供だった


マントを着ていて誰か判らない。しかし、あの背丈からして子供と判るのは簡単だった


俺は警戒したのが馬鹿馬鹿しくなった

だが、俺は気を抜かずに威圧をこめて言った


「誰だ、貴様は」


「ふふっ、今日は私の部屋に人が入ってきてね。その登場の仕方があまりにも可笑しかったから確認に来たのさ。ねぇ、呪いをかけた張本人さん?」


こいつは第三王子か!


「何のことだ?」


「とぼけるのかい?」


「はっ、そんな子供なんぞ知るか!」


「おや?なぜ子供だとわかったのかい?」


あ、しまった

にしても暗殺者は失敗したか

くそっ!


「まぁ、とりあえず捕まってね?」


こんなところで終わって堪るか!


「お前たち!殺れ!」


俺は近くに待機していた護衛に言った


すると、三人の護衛はその子供に向かって剣を振りかざした


ふっ、これで終わりだ

場所がバレたのは想定外だが、所詮王族と言えども子供だ

大人に勝てるはずもない


これで終わりだと、安心していた


しかし


「ねぇ、君たちそれ本気?嘘でしょ?」


そう言ったとたんにこいつは護衛を一人蹴りあげたかと思ったらそのまま吹き飛び、もう一人の護衛にあたってそのまま壁に二人して叩きつけられ気絶した


「なっ!?お、お前!しっかり守らんか!誰が金を出したと思ってる!」


そういうや否や、最後の護衛はナイフを王子に投げた


しかし、王子ははたき落とす、避けるそんなことはしなかった

彼は王子は右手の人差し指と中指の間に挟んで止めた


そのとめ方は、歴然とした差がないと出来ない、度胸がないと掴めない、そんなことを表していた


だが、狂乱した護衛は気づかない

投げたナイフの先を見ず、そのまま剣をもって駆け出した


王子はそんな護衛の攻撃を手で受け止めて、腕を掴みそのまま、小柄な、子供の体格に見会わない力で護衛を壁に向かって投げ飛ばした


「なっ、なんなんだよ!わ、分かった。の、呪いを解く、だ、だから」


その先は王子によって遮られた


「助けてくれ、か?へ~、護衛がいたときは強気の癖に勝てないって分かった瞬間に命乞いとか、無理に決まってんだろ?」


その言葉を最後に視界はブラックアウトした






━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


はー、終わった

こいつの呪いって弱いから、気絶したら解けるんだよね

こいつは知らなかったぽいけど


てか、この人男爵かよ

え~、めんど


とりあえず逃げないように縛ってあとはお母様に任せよう


あ~、眠っ


帰ろう帰ろう


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