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ある日の出会い⑥

 



「私もスチュアートさんを信じます」



「うふ、悪い女かもしれないわよ?」



「そうかもしれませんね。 でも、信じると自分で決めたので」




これで裏切られるのなら私の見る目がなかったってことね。

でも、自分からそう言う人に悪い人は居ないと思うから大丈夫だと思う。




「じゃあ、問題ないわね。 さて、改めて……あたしは王国騎士団第一軍部二席ロバート・スチュアート、通称” 剛力の巨人(ごうりきのリーゼ)”そんなあたしの能力は予知夢。 この能力は好きな時に見れるってわけじゃなくて本当にたまに見れるのよね。 日常のくだらない予知からとんでもない予知まで色々見れるわ」




騎士団のことはよくわからないけど、通称ってクロスの黒の破壊者みたいな感じなのかな?

剛力の巨人(ごうりきのリーゼ)って何だか強そうな感じはするんだけども、オネエさんなスチュアートさんには似合わない違和感が……。


見た目的にはぴったりだと思うんだけど、話すと違和感バリバリだね。




「アラフィーさんと話してる時と違いますが作ってるんですか?」



「ええ、本当はあんな乱暴な言葉使いはしたくないんだけど……あたしの記憶が戻ってのが騎士団に入って五年経ってからなのよ。 今更口調を変えるなんておかしいでしょ? 神様も意地悪よね、戻すなら騎士団に入る前に戻して欲しかったわ」




ゴリゴリマッチョの見た目から急に女言葉になったら確かにびっくりされるってか、もしかしたら偽物なんじゃないかって疑われるよね。

日本だったら頭が可笑しくなったと思われて精神病院に担ぎ込まれる可能性ありだし。




「それはお辛いですね……」



「でも、今回アヤミちゃんに会えてよかったわ~。 あたしだってオシャレや可愛いものを見てキャーキャー騒げる女友達欲しかったのよ、やっぱ友達は同性が一番だわ」




うん、色々突っ込みたいけど流石に我慢しよう、スチュアートさんの方が私より女子力高いのは確実なんだもんね。

……女子力(物理)みたいな感じも絶対にありそうだけど……。




「そうですね。 因みに私の能力は何個かあるんです」



「あら、太っ腹の神様ね。 あたしなんてくじ引きだったのよ~」




え? くじ引きで能力決められるとか本気で嫌なんだけど。

それで予知夢があったのは運が良かったのか、運が悪かったのかどっちなんだろう……。


予知夢が見えるのはいいんだけど魔物が居る世界で力がないのも困るよね、スチュアートさんは力は自身の努力でありそうだけどそれはまた別の話でしょうし。

やっぱ神様も何柱もいらっしゃるんだろうな……神様の世界でも位とかあるのかな?


 

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