表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/7

研究者Cの日記


 唯一は学校に入った。

 テストを受けた、あれでは受けてないかも知れないが。

 学食を食べた。

 仮入部した、このまま入るのかは知らないが。映観、暇なクラブだ。

 初めての日常で戸惑とまどっていないだろうか?

 ……戸惑う心もまだ無いかもしれない。

 だが、変化はもう見えている、キミ達や彼が気付く事はない小さな変化だ。

 今のところ台本に狂いは出ていないが、いずれ話に気付くかも知れない……。

 もう少し常識を教えておくべきだったな。コンビニも知らないとは……、

普通は教えなくとも勝手に覚えるものなんじゃないか? まあ無菌室育ちの箱入り息子だからな。


 それにしても彼女がなかなか働かない、故障はしていないと思うし命令は下していないが実験とは言え送り込んだ甲斐が無いよ、まったく。

 これから唯一の心はどう動くのだろう。

 今はまだ分からないが、どちらにせよ、これでまた研究が進む。


 いや、進まなくとも唯一の幸せを願おう。

 青春を少しは満喫して欲しいんだがな。恋は…できないだろう、あの性格だしな。

 ペットでも飼わせて見るかな?

 金魚? 飼うのが難しい動物は駄目だな、世話がいらなそうな……

 ふむ、飼わせるなら鳥がいい、カラスがあいつにピッタリだ。

 腹黒いし。でもあいつは寝るのが好きだな、じゃあフクロウとか……、無いな。

 やっぱりからすに決定、早速捕まえて……。ヒナだな、カラスのヒナをやろう。

 ふふふっ!

 絶対、驚くな、……まだ分かんないけど。

 もうそろそろ変化を見せてくれよ、大きな変化をな。

次話予告!

変動の唯一君、彼に心は芽生えるのか

to be continue,,,

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ