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模擬戦再び1

翌日

「そういえばもう訓練場使えるんだよね?」


「そうらしいよ?だからもしかしたら雪ちゃんのときみたいに千奈ちゃんとマナちゃんの自己紹介も兼ねて模擬戦でもやるかもよ?」


「ありそう、ていうかマナスのことマナって言うことにしたんだ。」


「うん、流石に周りに誰がいるか分からないから一応ね。誰もいないとかならマナスちゃんって呼ぶよ?」


「私はマナスって言っちゃう気がするなぁ。」


ピンポーン!


「あ,噂をすれば、、、おはよう!千奈ちゃん、マナス、怜。」


「おはよー!」


「おはようございます!雪さん!綾さん!」


『おはようございます。』


「おはよう、もう行く準備出来た?」


「うん,大丈夫。雪華も持ったよ。それじゃあ行こうか!」



雪たちが学校に着くと司がいつものように話しかけてくる。


「おう、おはよう。雪どうだ?雪華の待機形態。」


「うん,すごく便利!まさか切れ味良すぎて鞘が造れないとは思わなかったけど意思を汲んでくれたのかブレスレットになってくれたから。」


そう,今雪は右手に木で出来たブレスレットをしている。赤い線で彫られた柄が特徴的だ。


「そういえばさっき先生が来て自己紹介を兼ねて前みたいに模擬戦やるってよ。」


「やっぱりそうなるのか、、、。あ,でも今回は2人いるから千奈ちゃんとマナでやるのかな?」


「それが一番盛り上がると思うが本人達はどうなんだ?」


「特訓の成果を見せる時です!頑張ります!」


「だそうだから問題ないね。少し緊張してる気もするけど大丈夫だと思うよ。」


そして先生が入ってきて訓練場に移動するように伝えてきた。


「さて、前回は血桜と符堂で模擬戦をしてもらった訳だが今回は2人編入性がいるからな。2人で模擬戦をしてもらう。まずは改めて自己紹介と能力を教えてくれ。まず千奈から。」


「はい!銀嶺 千奈です!能力は【模倣】見たものをそっくりそのまま作れたりします。」


「次マナ!」


「はい。銀嶺 マナです。能力は【魔力強奪】対象から魔力を奪えます。」


(どちらかと言うとマナスの能力をみんな気にしているような雰囲気がする。実は千奈ちゃんの方がやばいんだけども。)


「よし,では15分後模擬戦を始めるから準備しておいてくれ。」


「「はい」!」


少し他の生徒から離れた位置で俺たちは2人について話す。


「千奈ちゃんもう一つの方は隠すことにしたんだ。」


「はい、その方がいいだろうってお父さんが!それに模倣でやりましたって言えばなんとかなるかなって。」


「それにしても攻撃手段手に入れられたの?千奈ちゃん。」


「はい!それは模擬戦を見てください!もう置いてきぼりはさせませんよ!」


「楽しみにしてるよ。」


(やっぱり千奈ちゃんと俺は似てる気がするな。みんなの側居たいとことか。)


「でもマナスちゃんどうするの?倒されちゃったりしたら正体がバレちゃうんじゃ、、、」


「問題ありません。確かにこの体は千奈が作ったものですが血は出ますし殺されもします。ただその時に千奈の中に戻って再度復活できることくらいでしょうか,違う所は。なので模擬戦程度なら問題ないです。魔力切れに私がなっても消えたりはしません。」


「なんだよかったー!それなら心配はないね。」


「綾,ちなみにもし心配したことが起こるときはどうしたんだ?」


「思いっきり風を起こして見えないようにするつもりだったよ?」


「「はぁ、、、」」


「な、なによ!なんか言いなよ!司くんも雪ちゃんも!」


「いや、やっぱり火力なんだなぁって。」


「どういう意味よーーーー!」






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