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作者: 綾

死ぬほど大切だった物が、大切じゃなくなる。

苦しいほど募っていた想いが消えていく。

その瞬間って本当に呆気ないもので。



君の後ろ姿を見ても何も感じない。

少し胸が苦しくなるのはきっと今までの日々の積み重ねで、

今この時の感情じゃないと思う。


君の好きなところがどんどん分からなくなる。

自分の感情が曖昧で不安定で、

消えそうにふわふわ漂っている。



もう何が本当で、何が思い込みか

分からなくなってしまった。


だから、今が君を忘れる最後のチャンスだと、そう思った。


今ならまだ間に合う気がする。

君なしで、君を忘れて生きていける。


だからこれが、僕が君に送る最後のメッセージだ。

どうかありきたりだからと笑わないでほしい。



ありがとう、そしてさようなら。

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