仲間の回復
そのあと、剣術の先生のグラム、魔法の先生、アルテナ、武闘の先生、ガルツ先生方は西の洞窟、ガラッグ洞窟に向かった。ゴブドナイドが学校の近くに出るなんて初めてなので調査が必要なのだろう。
俺はそれを医者のセルリック医師に聞いた。
レイと腕相撲しているとアンナとユイが目を覚ました。
「ここは?」
「学校の病院だよアンナ」
アンナはハッとしていきなり飛び起きた
「ゴブドナイドは!? 」
と大きな声で咳き込むように言った。
「ちゃんと倒しましたよ」
レイが言った。
「誰が?」
ライがです。
「はぁ~?あんた弱っちいんじゃなかったの?」
「まぁ俺事態はすごく弱いんだが相手が強いと燃えるタイプといいますか、ハハ」
と、乾いた笑いをした。
「っは~意味わかんないだけど、ちゃんと説明して。」
っとアンナは顔を目の前まで近づけてきた。近くで見るととてもかわいらしかったので俺は軽く頬を染めた。
「そうですよ。なぜ勝てたのか説明しないとアンナは納得しませんよ」
たしかにレイの言う通りだった。
「じゃぁ説明しましょうかね。俺のスキルのはなしがいいか、それとも細部にわたるまで全部がいいかどっちがいい?」
と意地悪な質問をした。
アンナは全部よ全部と即答だった。
俺は説明したアンナが裸で犯されそうになった時のことレイが失禁したことそして一撃でゴブドナイドを倒したこと。そして俺のスキルのことも。
「ふ~んじゃぁあんたは私の裸をみたわけ?」
と顔を真っ赤に染めながら聞いてきた。
「いや必死だったから全く見てない。」
「へぇ~私の胸のところになにかなかった?」
「あ~あのほくろのこと?」
っとつい口を滑らしてしまった。
「やっぱり見てんじゃない!!最低よ。嘘つくなんて。」
「それはしょうがなかったんだよ、服、破られてて着せるもんが俺の服しかなくて見ないようにしてても見てしまったんだ!」
と強く言った。
「それにあの時はユイが頭からあのデカい棍棒を受けて大変だったんだレイが急いで担いで病院に連れてこなかったら、やばいことになってたって先生も言ってた。」
「そうだったんだ...。倒してくれてありがとう、後、この服も返さなくちゃねと」
すこし疲れた表情で言った。先生が言うにはどちらも一日で回復するそうだったさすがは医者の魔法だ。骨が粉々でもいっさい関係なしに回復できる。チートみたいだなと俺は思った。
こんな話をしているとユイも目が覚めた。ユイにもちゃんと細部まで説明をし、レイに失禁は言わなくていいと言われユイは笑っていた。
二人とも医者の力でもうすでに完全回復で今日だけ安静、明日からまた学校に来れるそうだった。
そして次の日先生方が一日ガラッグ洞窟を調査をして学校に戻ってきた。