第二話 ただのバカ騒ぎ
慶介「うほほ、お主の穴もなかなかのものよのぉ」
僕「(っ・д・)三⊃)゜3゜)'∴:. ガッ」
慶介「いたっ!何するんだ!」
僕「『何するんだ!』じゃねーよ!ホモ臭か激しい台詞を吐くな!」
慶介「ふ、それは無理な話だ。何故なら私はホモだからさ!」
僕「(っ・д・)三⊃)゜3゜)'∴:. ガッ」
慶介「いたっ!ご、ごめn」
僕「<(^o^)>┌┛’,;’)`Д゜);、;'.・」
慶介「................(ピクッピクッ」
僕「よし、黙らせたぞ........。ぼくは」
僕「本編ではこんなやり取りはしていませんので安心して読んでくださいね(*´∀`*)」
僕と親父(でいいはず?)は加那さんに呼ばれたのでリビングに戻った。
「で、話とやらはもういいの?」
「良いから戻ってきてるじゃん」
「へぇー」
彼女はあっそう、的な顔でスルーされた。
ねぇ、泣いていい?
マジ泣きそう。
「そう言えば加那」
「なに、父さん」
「お前が今言っている学校から転校してもらうぞ」
「分ったわ................、チョットオモテデロヤゴラ」
あ、加那さんがキレた................:(;゛゜'ω゜'):
「ま、待て!?そこを持たれたら私の生命線がっ!?」
「そんな下手物線なら折ってやるわぁぁ!!」
「待って!マジでヒットポイントが擦り減ってるよっ!」
「そんなもん、生ゴミ以下の価値じゃボケェ!」
うわぁ............、女の子としてあるまじき暴言の数々だなぁ............:(;゛゜'ω゜'):
「ほ、ほら。薫が怯えている....................ぞ....................(クテ」
「あ、落ちた」
落ちた?落ちたって、一体何が落ちたの?
後実の父親を足で蹴飛ばしたよ?
慶介さんは命の方は大丈夫?
それに生物学的にもやばかったし。
多分僕は生きてきた中で一番怯えているかもしれない。
だって、目の前で殺戮が行われたら誰だって怯えると思うぞ?
絶対に怯えないって人はどうぞ。
加那さんがキレたらおしっこちびっちゃうから。
「............、可愛い........」
「へ?」
いまこの女なんて言った?
『可愛い』だぁ?僕の一体どこが可愛いって言うんだ?
「ね、ねぇ」
「ん?」
「さっきなんて言った?」
「なにって、可愛いって言った。」
「なんでそんなことを言うのかな?」
「んー、可愛いから?」
「あーもう!僕もう我慢の限界!」
「うーん、怒った顔も可愛いねぇ(ウットリ」
お願いだら怒っている最中でうっとりしないでっ!?
僕が虚しくなるからっ!
「はっ!ここはどこだッ!」
「チッ、起きたか。そのまま死んでればいいのに」
実の父親である慶介が意識を取り戻すと加那さんは死ねって............。
加那さん........、死ねって言う言葉良くないよ?
「取り敢えず薫。もう戻って構わんぞ?」
なんてすごく顔がキラキラさせて言われた。
よーし、僕も加那さんに加勢しよーっと♪
何?自分から呼んでおいて用が済んだら、はいさよなら?ハッハッハー、スゴクオモシロイジョーダンダネ。
その後、十六夜宅で悲鳴が絶えなかったのは言うまでもない。
アァン? モウオコッタゾー
(╬ ಠ 益(o≧口≦)o ノォォ━━(゜д゜;)━━ッ!!!!
↑加那 ↑薫 ↑慶介
西暦20××年××月××日×曜日 AM5:30
えー、皆さん。おはようございms............、乙Zz........、おっと寝てた。
うん、今寝不足........。理由?聞くではない............。
あの後は結局止めを刺す所まで行ったのに最後の最後で逃げられてしまった。(夜中の11時くらいに家から出てっ行ってしまった)
まぁ、時間も時間だからそのまま家に泊まったが寝る場所がなんとも言えないんだよねぇ。
え?寝た場所が気になるって?
世の中には知らなくていいものが沢山あるんだよ。わかる?
そんな御託はいいから教えろって?
仕方が無いなぁ、教えてあげましょうか!えっへん!
(※身長が低く胸を張っているので、ガキ大将就任三日目みたいな感じになってしまったが、ご本人は気づいていない)
えーと、僕が昨日寝たのは加那さんのベット!
羨ましい?馬鹿を言ってはいけない!
加那さんって実はすごく寝相が悪くて僕を抱いたまま寝るのはいいんだけど、そのあとが酷かったのよ。これが。
まずは抱かれている最中に腹が圧迫される。
ギューって言う効果音が可愛い方だ。
最早その時の圧迫加減を効果音にしたら「グ、グギ、グギャ、グググッッ」って感じ。
思わず胃の内容物をリバースしかけたぐらいだ。
結果そのお陰で寝れず終い。
そして今日、僕は眠気まなこを擦りながら流風高鷲学園に戻る支度を着々と進めていた。
で、一番の謎としたらその同行者として何故か慶介までが来る羽目に........。
そして今僕がいるのは(『僕ら』にしないのは一緒に同行することを無かった事したいらしい)電車の窓側の座席に腰掛けていた。
「ふっぁぁぁぁぁああ......、ゔ〜〜〜〜〜ん..う、あぁ.......。」
しかし、慶介はそんなことを許されなかった。
「なーにおっさん臭いあくびしてんだお前は?」
「一番おっさん臭いおっさんにおっさんと呼ばれたくない」
「ハハハ、違いないな」
慶介はすごく愉快そうに笑ってた。
正直見てるだけでうざいなぁ。
「てかさぁ」
「ん?」
「どうやって嗄れた小説家みたいな顔でよくこんな大企業にまでなったん?」
今まで思ってたことを言う。
その答えとは............、
「俺が書いていたBL本がなんか知らないけど馬鹿みたいに売れたからかな?」
嘘だ。確実に嘘だ。
だって慶介の悪い癖で鼻がヒクヒクしてるもん。
なんでこんなことを知っているのかというと、昔母さんから話で聞いていた。
まさか本当のこととは思わなかったが........。
「そう言えばその小説のタイトルってなんなの?」
「ん?タイトルか?確か『男たちの花園』だった気が............」
「あ、もういい。身の毛がよだつよ。」
ほんとにやばい。
体の震えが止まらないよ....。
「ん?どうした寒いのか?」
「お前のせいでふるえてるんだよっ!」
何が『男たちの花園』だよっ!
気持ち悪くて吐き気が................、おぇ............。
「_| ̄|○、;'.・ オェェェェェ」
「ど、どうしたんだ!」
「お前のせい............だ........................よ............................。」
僕はあまりにも気持ち悪さで意識がブラックアウトしたのでした。
チャンチャンっと。
( º дº)<キエェェェエエェェェ _| ̄|○、;'.・ オェェェ
↑慶介 ↑僕
僕は意識を取り戻し目をあけた光景は『いつもの寮の天井』だった。
いや、まぁ、確に寮生活してたら嫌でも寮の天井を見るけどね?
まぁ、僕が言いたいのはこの部屋まで『どうやって寝かされた』って言う疑問が発せるするわけなんですよねこれが。
まぁ、あいつでさえなければいいのだがな。
因みにあいつとは髭を生やしたむさ苦しくもクソ厳ついおっさんのことです。
実の父親にあいつと呼ぶのはやめましょうね?
教育上良くないからね?
あ、それと僕の同室のロリコン野郎かな?
ロリコン野郎が多大なる功績(※自称)を押される度に「女装してくれぇ、女装してくれぇ」って涙目になって懇願してきたくらいだからなぁ............。
いや、下手すると我がサークルのショタコン会長さんかな?
僕、あの人苦手かなぁ................。
いや、性格はいい人だよ?
ただ普通の人よりも欲望に素直な人なんだよ、多分............。
「うーい、この三枝!ただ今戻ったぞー!」
うわ、戻って来たよ............。
僕の同室のロリコンこと三枝雅は豪快に扉を開けて入ってきた。
右手に『ビニールで覆われたフリフリの衣装』を持って........。
「待って、何その衣装............」
「あ、ん?これか?これはな」
すると雅がビニールで覆っていた衣装を取り出した。
その衣装の正体とは....................。
「ひとつ質問いいか?」
「ん?」
「なんでよりにもよって............、」
「おう、これな!」
「メイド服持ってんだよー!」
そうなのだ、雅は学校の寮には似つかわしくないメイド服を持っていたのだ。
雅はただ黙っているだけではなく、
「なぁ!かおりん!これ着t「黙れっ!」」
「ひ、ひでぇ........(´・ω・`)」
「すまん、つい条件反射で(^▽^)」
「反省シテル?」
「うん、してる」
「じゃあ、着t「黙れっ!」」
「................」
「................」
「「................」」
「結果的に無限ループになるな」
「だね」
「「................」」
しばらくの沈黙。
だが、我慢しきれなかった雅は僕の後ろに回り込み、何をするかと思いきや............、
「よーし!捕まえたった!」
僕の両脇に腕を通して完全にホールドされた。
僕は四肢をばた疲れるが外れる気配すら見せない。
僕の力が弱いせいだろうか?
「おーい、手伝ってくれー」
おいおい、誰を呼ぶ気だこいつぁ?
「いっまいっくよー!」
む、この声は............、はっ!まさかっ!?
「やっほーー!かっおりーーん!」
................でた、彩女だ。
多分アニメだったら彩女の後ろで【巨乳女神、降☆臨!】とデカデカとしたテロップが踊り狂うに違いない。
「彩女、俺がこいつの動きを封じるから今のうちにメイド服に着させろ」
「え?」
「Σd(≧▽≦*)OK!!」
「Σd(≧▽≦*)OK!!じゃないっ!何清々しいくらいに了承してるの!?僕の意思とか尊重とかは!?」
「そんなものはない。諦めろ」
「いやーーーーー!」
なんてこった、こいつらは僕と一緒の人種なのか!?
あ、こいつらは違う人種だった。
ロリコンとショタコンと言う名の人種だった............。
................................。
....................。
............。
(つ。>_<)つHelpMe!!
その時、僕の中でなんか色々なモノが崩壊したのは言うまでもない。
なんか色々なモノが崩壊した薫くんでしたね
投稿遅れてすいませんでした。