アイデアルダイアモンド
火山活動の記録がないが
突然 青森県の 十和田湖から
1つの 鉄の塊が 弾け飛んだ
ドオオオオン
ドロドロに溶けている 鉄の塊だが
意思があるかのように ゆっくりと動こうとしている
何週間と その鉄の塊は 自ら
足掻こうと 必死に前に進もうとした
この 八戸市では ある少女が
必死に生きようとしていた
少女の瞳は赤く 美しい容姿をしているが、
赤い瞳が人々を魅了させることによって
惚れる人が現れる
私は なんの為に生きてるのか その意味が欲しかった
ただ 必死に 生きようと思っても いたずらに時間だけが過ぎていった
ある時 ヤンキーたちの群れに
話しかけられる 自分の中では
これが正しい行為なのかも 分からない
青森県は 多分治安が悪くない
だから 治安が悪い場所に行って
自ら ヤンキーたちの近くに行って
多分 露出の多い服を着ていたから
これはきっと 自業自得だろうと、
私は感じた、
何も言わないから
服を脱がされたり 体を触られたりする
この時 意識があるのに 何も感じなかった
後から 反省する時 出る言葉は
退屈で死にそうだった
私の中にいる私が 今にも出てきそうだった
何されてもいい 私の中の私を壊して
って ずっとずっと 藻がいて 苦しんで
泣き出して 一人の女として
この10代を 無駄にしたくなかった
けど、 複数の男たちに 囲まれて
服を脱がされ 突然 叫んだ
助けて!!!!
その時のことを覚えている
恐怖心は無くて なのになんで 助けを求めたのだろうか
自分の中にある 良心的な部分が 脊髄反射して
助けを求めたのだと思う
ドォンン!!!!!!
!? なんだ?
ドォォォァァァァァァァァォン!!!!
言葉を発しない 人型の鉄の塊が こちらに近づいてくる
一人の 男が言う
殴れ
コンクリートの周辺に置いてある 鉄バットで
頭部を殴った キーン
全くの無傷だった、
固くて 反動によって 腕の重心がブレる
な、 な、 なんだお前、、、、
言葉を話さない…
鉄の塊の意識の状態
当たった感覚 敵?
隕石が突然降ってきて 当たった
生へ渇望だけで 動いた
理性と 人型の 形状を 手にした
ここに何故いる
やれ やれ やれ やれぇえぇぇぇゑ
鉄の塊に 鉄骨で殴る 金属が振動を起こす
鉄バット 更に 蹴る 殴る
ブォン 鉄の塊が 急に 青くなった
2つのIrregular
1つ 理想になれる irregular
2つ 鉄をコントロールする irregular
鉄をほかの金属に変換できます…
うぉぉぉぉぉぉ
思いっきり 金属を ぶつける
鉄の塊は その金属を 吸収した
ヒィィィィィィィィィ
ゆっくりと 溶かしていった
ALLOY 鉄を 鋼に 変換します
炭素 量が 足りません
大体 たまにだけど 足りない時 なぜこの場所にある?
って言うのがよくある
炭素を吸収した 目の前にあったのか?
そして 鉄骨を 吸収した 身体が 熱を発している
1600℃を超える熱を出している
引くぞ…
引くぞ …!!!!
ヤンキーたちが 逃げる 逃げる
逃げる 逃げる 逃げる 逃げる
赤く熱している…
あ … ありがと … あつ!!
特に 反射がない
私は ずっとそこにいることにした
大丈夫…? ?
私が なんでこんなに 近くに いるかと言うと
私の中では 恐怖心が 人より無いかもしれない
あるけど、 無い きっと どこかで こういう
助けてもらえる日を待ち望んでいたのかもしれない
鉄の塊から 助けられるなんて 思ってもいなかったけど
けど、 これはこれで楽しい
しばらく 熱を生み出している アイデアルを見ると
眠くなり 意識が曖昧になって 気絶した
伝導体 どうすれば コミュニケーションが取れる?
いや、 思考回路がある 何故だ 私は鉄の塊のはず
動くことだけでも おかしい
隕石が落ちてきて 私が 急激に 進化した
まるで、 ほかの自分が 俺の自分と重なったように
1つが2つになり 2つが また、
1つになる、
周りに人がいる 敵か?
ロボットは 機械によって 音を出して 会話する
その原理で喋れるか? いや、 機械が無い
液晶画面に文字を入れて 会話する
液晶画面が無い
ねぇ、 大丈夫? 反応がない
行くよ、 思いっきり 手を引っ張る
鋼になった 鋼の塊は 突然
コアを形成 コアから熱を生み出し
そこから 神経を構築します
血管は 高温に溶けた金属
を模して 頭部には コンピューターを
起動させたい だが、 不規則を用いても
材料が足りない
頭の中でもう1人の 声が聞こえる
アイデアル…
様々な 金属が欲しい 様々な金属が欲しい 様々な金属が
様々な金属が欲しい 様々な金属が欲しい 様々な金属が
……
私は ずっと、 引っ張り続けた
ゆっくりと 引っ張り 少しづつ 進み続けて
なんの為に かは分からないけど 鋼の塊を
動かし続けた