1 誘い
「嫌!来ないで!お願い!!」
「そんなの無理だし。もう止められないの、わかってるだろ??」
いや・・・・・・
・・・・こんな”遊び”しなきゃよかった・・・・
―昨日―
「ねぇねぇ、昨日、 康司たちと遊んだんだって?楽しかった??」
わたしがそう言うと、 可奈美と 美月と 未紀は、
顔を赤くして答えた。
「別に・・・そんな・・・・・」
「なに??理央も一緒に遊ぶ?」
そう言いながら話に入ってきたのは、康司の友達の雅紀。
「えー!本当??遊びたーい!!!」
わたしはすぐに返事をする。
「でも、結構キケンな遊びするよ」
「全然いいよ!!」
「ok。可奈美たちも、来るだろ。」
雅紀がそういうと、佳奈美達は、黙って下を向いた。
「来たくないならいいけど。俺達やさしいから、アレを悪用したりしないし。」
アレってなんだ??
「じゃ、明日、学校集合。」
「え?学校??明日休みでしょ?部活もないし・・・先生もみんないないみたいだし・・・」
「おいおい、俺のコネ、忘れたワケ?」
「あっ!」
そう言えば、雅紀の叔父さん、ここの校長だ。
お祖父さんは、理事長だっけ。
お父さんは、この学校に莫大な寄付をしてるらしいし、
他の先生も雅紀には敵わないんだった。
「最近学校が休みの日に先生がいないのは、俺が頼んだから。
・・・つーわけで、明日、学校なぁ。」
「うん!」
そのころは、なんとも思っていなかった。
そのころは、危険の意味もわからなかった。