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国家人民軍大佐の雑感録

人間とは

 人間は割りと蒸気機関車のよーな生き物でなかろーか。そんな風に思う。


 まず、人間は燃料ごはんと水がなければ死ぬ。蒸気機関車も同じだ。そして自分の行き先が見えない。蒸気機関車も似たようなものだ。ボイラが邪魔で見えん。なら消化機関はボイラだ。力の源を作る。間違いではなかろう。

 ならば、その思考が、知識が、機関士であろう。将来という線路を走る機関車の速さも燃費も決める。つまりは自分の生き方を決める。


 私は効率もくそもないフルギア野郎である。それが生きざまの苦労であろう。近頃はカットオフもするようになったが。


 そうだ。人間は蒸気機関車とおなじなのだ。

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― 新着の感想 ―
[一言] 表現の仕方が素晴らしく良かったです。そんな風に考えたことはありませんでした。
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