二話 失踪事件
「なぁ、知っているか?…..昨日、失踪者の捜索に出た捜索隊が全滅したらしいぜ?」
「ええ!?まじか!?」
ここは、高山警察署内…そこで、働いている 松谷 早紀菜は、今日も頑張って仕事をするのであった。
「……やっと終わりました〜!!」
早紀菜は、前に受け持っていた事件の報告書をまとめを終わらせた時だった。
「おっ!早紀菜ちゃんお疲れ……と言いたいところだけど?一つ頼めるかな?」
彼は、早紀菜の先輩で葉山 浩二だ。
「どうしたのですか?先輩??」
そう早紀菜が言い終わるとさっきまで爽やかな少し顔が険しくなった…..
「実はな…と言う前に、良い事から聞きたい?それとも悪い事から聞きたい?」
良い事と悪い事か…ん〜?どっちにしようかなー?
早紀菜は、悩むそれから数分がたった。
「じゃあ、良い事で!」
先輩は、やっとか!!と言う風な顔をして、話した。
「今日からこの署に新しい新人が来たんだが良かったらその子のパートナーにならないか?」
「勿論です!!!やらしてもらいます!!」
少し先輩の顔が少し柔らかになったような気がした。たぶん先輩は、早紀菜が断るじゃないか心配だったようだ
「今日からここで、働く事になった 春奈君だ」
先輩が言い終わると、後ろから綺麗な女性が早紀菜の方に向かって歩いてきた髪は、肩にかかるくらいで、少し洋風な感じさせるような人だ
「よ、よろしくお願いします!!」
女性は、頭を90度曲げて言いました
「い、いや別にそんな事しなくてもいいよ?」ビックりしたーーっ!?いきなりそう言われると少してれるなー??
「じゃ、後は、よろしく」
そう言って先輩は、去って行った
「先輩、私 山谷 春奈といいます!!」
「よろしくね!私は、松谷 早紀菜 よろしく!!」
「先輩が受け持っている事件ってあるんですか?」
「ん〜…今は、無いね、」
春奈と話していると一人の警察官がこっちに駆け寄ってきた
「早紀菜さん、春奈さん、至急署長室に来てください!!」
「ん?署長が呼んでいる?何かあったのかな?」
「せ、先輩!!何かやらかしたのですか!?」
「いっ…いや、何もやってないよ!?」
「と、とりあえず行きましょう!!」
そう言い終わると彼女達は、署長室にむかった……
「……緊張するなー…」
「先輩大丈夫ですか?」
「じゃ!入ろっか!!」
署長室に、入ると部屋はカーテンが閉まっており少し暗かった…
「すまないね、急に呼び出してしまってね……」
「いえいえ……」
「すみません?先輩はともかく何で私が呼ばれたのですか??」
「その事なのだが……まずこの資料を見てくれ」
そう署長に言われ二人は、その資料を見ると失踪者の捜索だった
「実はな、昨夜に行方不明の署で捜索隊を組んで山谷山に捜索しに行ったのだが行方をくらませたという事で変わりに行ってくれないか?」
「分かりました行きます!!」
「っ!?せ、先輩!?」
「だって、楽しそうだしね!!」
「……分かりました!!」
「引き受けてくれるのか!?」
署長が驚いた顔をしている…だが無理もないこんな事件を引き受けるなんて、言い換えると自殺行為にも等しいぐらいだから………
「っ……ありがとう!」
署長を見ると泣いているなー!んー?まさか私達が断る事を前提に言ってたなー!!私も甘く見られたな!!
「失礼しました!!」
署長室から出ると春奈がこの世の終わりを見たような顔をしている
「ど、どどうしましょう!?」
「んー大丈夫じゃない?」
こう見えても早紀菜は、射的が得意なのだ
「な、なにがですか!?し、死んじゃうんですよ!?」
「まぁまぁ、でね春奈ってなにか護身術できるの?」
「えっと…剣術を少し」
「じゃあ、大丈夫か!捜索は、明日ね!」
「え?何ですか!?」
「だって、今は夜でしょ?捜索隊も夜に行っていなくなったんだ!だから明日行くんだ」
「分かりました!!じゃあ私はこれで…」
「あ!おつかれー!!」
早紀菜は、春奈が帰ってから腕時計を見る時計は夜の10:00を指していた