表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

02. @モノレール

 ・

  ・

 お台場へモノレールが向かう。あまりの静かさに窓がすべてモニターに見えた。

                @

――発車します

           ::

 どうやら本当にモニターだったようだ。

 席に座ると背中に| |がかかった。

 近くの席に親子連| |族が座っている。

         | |

「ままー。わたしお| |が食べたい!」

「あらあら。お父さんってばさっき食べたばかりでしょ」


 おだやかな気持ちで旅行雑誌を開く。

 スクロールする指までが海を| |にし・いた。

 空は一点の曇りもなく、クー| |・いたモノレールがやけに涼しい。

 外界の暑さのなかで冷たい水|・|する時間が待ち遠しかった。


「リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。リゾート。」


 アンドロイドがコーヒーを||で来て、本の上においた。

 技術の発展は目覚ましく、||のかたちを変えていく。


「いよいよ技術の進歩もここまできたか」

「ナウいな。・――もそう思わんかね」

     ・

 揺れる・内からながめる外は、魅力的に見えた。

 きっ・外にいたら感じられないだろう夏のコントラストを||に見た。

  ・                        ||

――――――――――――――――――――――――――――――――――――ー



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 僕の魔法でエコノミー大森林のモンスターが全滅したらしい。

               | |

「勇者様! すごいです!」  |・|

「なんとすばらしい。さすがは異| |喚された勇者様!」

「やれやれ、言わんこっちゃ・い」

    ~~        ・    

 城のみんなが絶句している。 ・      

 初級魔法を使っただけなのに…… ・

                 ・       ~~

「あれ、僕なんかやっちゃったかな」 ・

                   ・ 

 僕がそう言うと、みんなは口を揃えて行っ・。~~

                                ~~

「やりすぎです!」~~

     ~~               ~~

 ~~         ~~    ~~         ~~

~~ ~~  ~~ ~~  ~~ ~~  ~~ ~~  ~~ ~~

 わたしは本を閉じた。

 とんだものを買ってしまった。


「本はやめて外の景色でも見よう」


 そとの景色は美しかった。

 高速道路の奥にひろがる小麦畑と、地平線を彩る青い山/ち/

 電柱から白鳥が飛び立つのが見えた。サギだろうか。/ /

 モニターなのを忘れ、しばらく見入った。    / /

                       / /

・・

 ・・

  ・・

 モノレールが停車する。ドアが開くと熱気が入ってきた。。

      apso         @sharp

――ドアが閉まります。   ::

           :: qaws

 アナウンスとともにサラリーマンが駆け込んだ。

 席に座ると背中に| |がかかった。 enter

 近くの席に親子連| |族が座っている。

  Zxxl}}}     | |#include <stdio.h>

「ままー。わたしお| |が食べたい!」

「あらあら。miyuってばさっき食べたばかりでしょ」


 おだやかな気持ちで旅行雑誌を開く。

 スクロール・る指までが海を| |にし・いた。

 空は一点の曇・もなく、クー| |・いたモノレールがやけに涼しい。

 外界の暑さのなかで冷たい水|・|する時間が待ち遠しかった。


「char mint[] = “リゾート”;for(int i=0;i<100;i++)printf(“%s”,mint);」


 アンドロイドがコーヒーを運んで来て、本||においた。

 技術の発展は目覚ましく、生活のかたちを||ていく。

                     \\         ・

「いよいよ技術の進歩もここまできたか」___\\       ¥

「ナウいな。・――もそう思わんかね」      \\     ¥

     ・                   \\   ¥

 揺れる・内からながめる外は、魅力的に見えた。   \\  ¥

 きっ・外にいたら感じられないだろう夏のコントラストを||に見た。

・                        ||

――――――――――――――――――――――――――――――――――――ー



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 僕の魔法でエコノミー大森林のモンスターが全滅したらしい。

               | |          カラカラ。

「勇者様! すごいです!」  |・|       氷の音が鳴る。

「なんとすばらしい。さすがは異| |喚された勇者様!」  ジュースだ。

「やれやれ、言わんこっちゃ・い」          次は……

    ~~        ・            海辺の町*2

 城のみんなが絶句している。 ・         お出口は

 初級魔法を使っただけなのに…… ・             右側です。

                 ・       ~~次降りるわよ……

「あれ、僕なんかやっちゃったかな」 ・       はーい。

                   ・        パパだっこ……

 僕がそう言うと、みんなは口を揃えて行っ・。~~   しょうがないなぁ

              ~~ for(int i=0;i<100;i++)printf(“%s”,mint);

「やりすぎです!」~~              カラカラ。

     ~~               ~~氷の音が鳴る。

 ~~         ~~    ~~       これは~~

~~ ~~  ~~ ~~  ~~ ~~  ~~ ~~  ~~ ~~

 わたしは本を閉じた。       | |

 とんだものを買ってしまった。   | |

                  | |

「本はやめて外の景色でも見よう」  | |

                  | |

 そとの景色は美しかった。     | |

 高速道路の奥にひろがる小麦畑と、地| |彩る青い山/ち/

 電柱から白鳥が飛び立つのが見えた。| |ろうか。/ /

 モニターなのを忘れ、しばらく見入っ| |   / /

                  | |  / /

「もうそろそろ海か」        | | / /

                  | |/ /

                  | * /

                  | ・ /

 海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。海だ。


 モノレールが停車する。ドアが開くと熱気が入ってきた。

                         ウィーン。

「さよなら、モノレールさん」          ガタ。

                         ―駅メロ

 家族がおりていった。サラダバー。家族。   ドソドレミ

                      ソドソファミレ

――ドアが閉まります。            ドシドレソ

                    ミソド 走れ!

 アナウンスとともに少年が駆け込んだ。  セーフ!

 さっきも見た気がした。       危なかったな―。

                    なー。

「ホッケーやりてー」           駆け込み乗車は

「やるかー」                 お止め

                    ください。

 少年たちはモノレールに常備されているエアホッケーを起動した。

 さすがモノレールだ。なんでもある。        ・

 ベレー帽を被った少年が自信満々に円盤を取り出した。 ・

                          ・

「おれからな。 ……そら!」             ・

「くも!」                     ・

「ぎゃ!」     カランコロン           ・

                          ・

 がんばれベレー帽、雲に負けない男になるんだ。    ・

 するとベレー帽は非常用の猫を取り出した。     ・

                           ・

「ちきしょー。次は負けねー」            ・

「なんどやっても同じだぜ」              ・

「にゃーん」                    ・

           カランコロン          ・

 猫はベレー帽の懐にくるまった。          ・

 ねこはそのままわたしの方へ歩いてきた。       ・

                          ・

「おやおや。迷い込んでしまったのかな?」       ・

「にゃーん」                    ・

「ふむ。日本語は通じなそうだね。にゃにゃ。にゃーん。」 ・

「にゃ。にゃん。ごろにゃ。にゃ。」          ・

                カランコロン     ・

 にゃーん。にゃにゃ。にゃ。ごろごろ。       ・

                           ・

「にゃん。にゃにゃーん。にゃん。」          ・

「にゃん。に                     ・

     ゃ                    ・

     |                     ・

     ん」                   ・

「にゃにゃん。にゃー」                ・

        カランコロン            ・

 一段落ついて卓球台をみると、もうすでに勝負はついていた。/

 またベレー帽は負けたらしい。             /

                           /

「にゃ。」                      /

                         /

 猫にも呆れられて、少しだけベレー帽に同情した。/

 アンドロイドの淹れたコーヒーを飲む。  ::

 少しだけ冷めていた。 :::::::

        :::::::::::::

「ふぅ。やはり夏はこうでなくては」:::

            :::::::::::

 気づくと海はすぐそこに見えた。::::::

 無駄に雄大な青い水たまりだと思った。::::

 空の青と合わさって、世界が青く染められたようだった。

 モニターに映る海はとりあえずそんな感じ。 :::

          :::::::::

――次は、お台場。お台場。:::::::::::::

  :::::::::::::::::::

 モノレールが停車する。ドアが開くと熱気が入ってきた。。

      apso  :::::::@sharp::::::

――ドアが閉まります。   :: ::::::

  ::::::::: qaws :::::::::

 ホームはやはり暑い。しかし、本物の海は美しかった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ