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おしまい

夏の朝___丘の上、CAFEBLUE。


ここちいい潮風が入って、

銀のシャンデリアを揺らしている。


シャンデリアの模様は、人魚と人間の結婚を描いていた。

そしてその裏側には、小さな子供が、ひまわり畑を走る美しい風景が揺れていた。

おしまい。


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前作 人魚はコバルトブルーの海が好き


を書いて1年が経ちました。

前作はわけ合って削除してしまったのですが

能登の地震が起き、被災地の方々が大変な思いをされています。

筆者も北陸ですが、被災はしていません。

続編を書いた理由は、またあの美しい風景に浸りたいと思ったからです。



人魚サキへ____。


あなたは、天真爛漫で明るいキャラクターです。

書いている自分でさえもそのキャラクターがどんな行動をするのか

わからない自由人でした。

頭の中でサキを解放し、勝手にキャラクターが物語を進めてくれる。

そんな感じでした。シリアスなシーンばかりではなく、

ところどころに笑ってしまうような楽しいシーンを描けたのもサキのキャラクターならではかなと思います。

能登は美しい日本の原風景が残る場所です。

ファンタジーが癒しになるなんて、頭ではわかっているけども、

実際はどうなんでしょう。


物語を進めていく中であなたのような強い意志をもって人の思いを大切に

する心は大事だなーと痛感しました。

そして、運命は信じないというセリフはどうしても書きたかった。


これからもどうぞよろしくお願いします。


                 吹雪 イルカ



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