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第一部 終

2020年ーー


サキは猛スピードで泳いで海の上に出た。


魔女の部屋は崩れ落ち、海の底へ沈んでいった。



「お姫様。。。」

サキは海に向かって手を合わせた。

するとサキの体は人間に戻っていった。


サキはアパートに戻ると、太一と抱き合う。

「太一、、ごめんなさい。。」

2人は熱く抱擁しあう。

サキは今朝の出来事を太一に話し、

2人は王妃から授かった青い結晶を布に包み、

小さなバッグの中に入れた。

「これを持って、ペニーに会いに行こう。」

「うん。」



2人の運命は動き出した。

長い長い道のり。。

始まりであり、終わりである。

過去が未来を動かし、未来が過去を動かす。

全ては繋がっているのだ。

2人の運命、

島の運命はいかにーー


第二部に続く。


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