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未来の世界の恋愛

 僕は高校生活を退屈に過ごしていた。趣味といえば小説を読むことくらいだ。自分から人と関わろうとしないため友達もいなかった。でもそれは僕にとって苦痛ではなかった。人と関わるとめんどくさいことを僕は知っていた。そんな僕に転機が訪れたのは君が転校してきてからだった。


 2060年の現在では世界はさまざまな変化を遂げていた。車はほとんどが自動運転で空を飛ぶ車さえある。他にも職場にはAIが搭載された人間型ロボットが学校の教員や、飲食店の店員として普通の人間と一緒に働いている。しかし、人間型ロボットは見た目は普通の人間と変わらないため見分けることができない。同じ職場の人だけは人間型ロボットだと知らされている。これはロボットに好意を抱かせるのを防ぐためである。もし、自分の好きになった相手がロボットだと知ったらショックはかなり大きい。また、人間型ロボットは見た目が衰えることは無いため、ロボットだと思われないように基本的に数年働いたら職場を移動することになっている。そのため、人は相手がロボットだと気付くことはない。

 娯楽も変化を遂げている。人々の遊び場は現実世界からバーチャル空間がメインとなっていた。バーチャル空間にはVRゴーグルとVRスーツを着用するだけで行くことができ、自由に動くことができる。バーチャル空間ではスポーツもでき、観光もすることができる。このように手軽に趣味を楽しむことができるため人気なのだ。

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