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仁
そこは人と妖怪が共存する世界。時は3000年この時世界を揺るがす事件が起きた。妖怪の王ぬらりひょんの死、これまでこの世界の秩序を保ってきたものの死、それは様々な形で世の中を変えていった。ここでは、妖怪と呼ばれる生き物が人間とともに暮らしていた。そんな世界が大混乱の中一人の男が誕生した。名前は仁。この男がこの世界を大きく動かす存在となるのはまた後のお話。それから6年後両親は早くに亡くなり叔父と叔母に育てられたが、不思議なことに人間として生まれたはずだったがその男にはしっぽが生えていた。それから数年後男の前に立っているのはあのぬらりひょんだった。