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転移大学生のダンジョン記~拳一つでフルボッコだドン~  作者: 如月 燐夜
一章 転移した者と付き従う者
9/114

ブルースさん、マジぱねぇ!


「な、なぁブルース、お前のステータス見せて貰っても良いかな?」


ちょっと気になったのでブルースに聞いてみた。ブルースは二つ返事で返してくれる。


『勿論でござる。主殿に隠し立ては致しませぬぞ?ステータスオープン』




名前 ブルース

種族 ヒューマスライム《固有種・独自進化》 メス

年齢 342歳

レベル 244


職業 従魔


称号 《知恵の泉を授かりし者》《抹殺者》《森の掃除屋》《忠スラブル公》



能力

物理攻撃力 2455

物理防御力 7000

魔法攻撃力 6800

魔法防御力 1995

敏捷 2011

運 5000


所持品 川の清水


魔法 水属性魔法 光魔法 空間魔法


スキル 人化 硬化 伸縮自在 液化 気配察知 分裂


主 ソラト・ユウキ(パンツレスラー)



・・・

なんや、このチートぉー!!

ツッコミ所しか見当たらんのだが……。

ブルース強すぎだろ、いいのかこれで?

称号がまた厨二心を煽ってくる…

てか普通に能力が数値で書いてあるのが羨ましい……。


俺なんかパンツレスラーだぞ?

全体的に能力高いし、多分頭良いのも称号のおかげだろう。それに300年以上生きてるからリアル知識も半端ないんだろな…。

文句無しに強いぞ、ブルース!いや、ブルースさん!



『な、何故か恥ずかしいでござるな…。その、そんなに見つめないで欲しいでござる……!』


「・・・」


俺はブルースさんを無言で頭を撫でる。ひんやりしてて気持ち良い。


『あ、主殿…?』


ブルースは恥ずかしいのか上目遣いでこちらを見てくる。可愛いなこいつ。何か言葉を掛けてやらないとな。


「ふ、ふん…中々やるじゃないか!これからも精進しろよ?」


『ッ……!御意に!』


うんうん、忠誠心高めで主のパンツレスラー(笑)さんもニッコリだよ。自分の事だけど……。泣きてえ



『ムッ……!主殿、森の方から何かやってくるでござる!拙者の後ろに隠れるでござる!!』


和んでいたら何かがやってきたらしい。もう辺りは真っ暗だ。ブルースが見つめる先を目を細め眺める。月明かりが強いからか段々とはっきりしてきた。


「ハッハッハッ…アウー、ワンワン!」


わんわんおが二足歩行で掛けて来た。

パンツレスラー「わんわんお(U・∀・U)すこ」


作者「でも俺は猫派や」

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