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転移大学生のダンジョン記~拳一つでフルボッコだドン~  作者: 如月 燐夜
三章 挑みし者と立ちはだかる者
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ダンジョンアタック8

ソラト戦闘回です。

格好付けてモネとプルネリアを置いてきたは良いが少し心細いというか…。いや、三時間ずっとプルネリアの胸に右腕を挟まれていたから違和感を感じるだけなんだけどね。デカイは正義、小さいも正義。おっぱいに貴賤無し!


ふざけた事言ってないでどんどん進むよ。男とは孤独を愛し背中で語るもんよ!


暇なんで脳内でRPGゲーム風に展開して遊んでみた。


馬鹿デカイコウモリABCが現れた!どうする?▼

[たたかう]←

[どうぐ]

[かんてい]

[にげる]


もちろんたたかうを選択する。


[通常攻撃]

[魔法]←

[特技]

[テイム]×使えません


魔法一択だな。


[アイシクル・バースト]

[アイシクル・ブロウ]←

[アイシクル・ボールオリジン]

[アイシクル・メイク]

[アイシクル・エイジ]×使えません


ほいほい、ブロウを選択して構えを取る。


馬鹿デカイコウモリAの攻撃、かみつく▼

ソラトはひらりと避けた▼

ソラトの攻撃、ワンツーパンチ▼

かいしんの一撃、馬鹿デカイコウモリは倒れた▼

ソラトは経験値を120貰った▼



みたいな感じで相手の攻撃を避けてカウンター攻撃で倒すみたいに遊んで居たら10分も経たずに最奥へと辿り着いた。


案外浅かったな。目の前には人工的な扉が付けられており中の様子を確認することは出来ない。


とりあえず殴って扉を壊し中へ一歩踏み入れる。


すると突然火球が飛んできた。


うおっと、危ねえ…!


今のは完全に油断してた。


飛んできた方向を睨むと玉座の上に偉そうに足を組んだ男が居た。


浅黒い肌に額から角と背中からコウモリの様な翼を生やしたイケメンが偉そうに座ってた。


とりあえず鑑定っと!


名前 シュザーク・エドモンド

レベル 502

種族 魔人

スキル 不明


クソッ!こっちのレベルが低いからかスキルが全く分からねえ…!魔人?魔族とは違うのか?


「ほう…!我が魔法を避けるとは中々やるな?人間か、貴様!?」


うるせえ、こちとらアイス買いに行ったらトラックに轢かれた正真正銘の日本生まれのゆとり世代じゃい!


なんて心の中で啖呵を切りながらも顔は平静を保って悪魔野郎を睨み付ける。



「…お前がヴァンパイアの一族を殺した悪魔で間違いないか?」


「あぁ、我で間違いない。だが一つ訂正しろ!我は誇り高き魔人族だ!ん、なんだ?怒ってるのか?」


「いーや、俺は至って冷静だ。そうか…!そっちの都合なんか端からどうでもいい!ならもう御託は良い。てめぇと交わす言葉なんざ端から持ち合わせてねえ!さっさと殺し合いをしようか!」


ふつふつと頭の中が沸騰しだす。


何時だったか俺を轢いてのこのこ転生したトラック野郎の時と同じ様な怒りが込み上げてきた。


多分スキル【憤怒】の影響だろうな…だがそんなことはどうでもいい。


俺の怒りは静かに燃え上がっている…!


「うおぉぉらぁー!!」


余裕こいて玉座にすわったままの悪魔野郎目掛けてブロウを繰り出す。


左右からバーストで氷柱を作り逃げ道を塞いで確実に決めてやる。


「ふん、甘いわ!」


それを軽々と跳ねて避け、そのまま滞空している?!

それどころかカウンターで長い爪によって顔を引っかかれた。


忘れてた、奴には羽が有るんだったな…。


「中々早さと威力があるがそれだけだ。当たらなければどうということはないわ!」


どこぞの赤い中尉から少佐になったエースパイロットの様な事を言いやがった。


クソが…!突っ込ませんじゃねえ!


そんなことはどうでもいい…!一撃さえ当てられれば…!そうだ!


「【アイシクル・メイク】ナイフッ!!」


メイクで百本以上のナイフを生成すると死角がない様に上下右左斜め全方向から奴に狙いを定める。そっちが赤いのなら俺は連〇の白いのだ。フィン・ファン〇ルってな!



「ぐあぁっ…!!貴様よくも!ふっ、我が血を流すなぞ何百年ぶりか…!くくく…くぁーはっはっは!面白い、実に面白いぞ!今まで気付かなんだが、その黒髪!貴様漂流者か?いや、一部白いな…違うのか?」


「さっきも言ったはずだ。てめぇと交わす言葉なんざ端から持ち合わせてねえ!大人しくここで死ね!」


火球と翼で弾いていたようだが何本か氷のナイフは刺さったようで怯んだ隙に背後に回り背中に渾身の魔力を乗せた拳を叩き付けてやった。


「ぐふぉぁっ…!!!今のは…今のは聞いたぞにんげぇ~ん!」


にやりと笑いこちらを睨んでいる。


こいつ、背中に大穴を開けられてもまだ生きてやがる!


まだだ、今度は顎にアッパーと心臓目掛けてストレートを叩き込む。


奴、シュザークはよろよろと地に伏せ俺を睨んできた。


「ここまで我を虚仮にしたのは貴様で二度目だっ!漂流者ぁっ!この仮は絶対に返すっ!!絶対に貴様だけは許さんぞっ!」



最後の足掻きか特大の火球を残して捨て台詞を残して奴は煙の様に消えた。


それを避けれず俺は扉の外まで吹き飛ばされた。

いってぇ…!!


岩場に腹から直接ぶつかったせいか骨が軋む様に痛い。あばらの何本かやられたか?


頭からも血が出てるみたいだ。魔力を使って頭部を凍らせ止血する。


シュザークは消えたというよりも転移石板で移動する時のような淡い光を放っていたから転移したのか?


なんらかの移動方法があると見て間違いないな。


そんなことを考えていると魔力を使いすぎたのか血を流し過ぎたのか意識が朦朧としてくる。


擦りきれた脳内で細かい事を考えていたがもうまともに思考が出来ない。俺はそのまま意識を手放した。

おのれ、蓮舫(誤字)のモビルなスーツは化け物か?!

如月はファーストはあまり知りません。

00かGガンくらいしかまともに見てないのでネタもあまり知りません。

でもジージェ○とかスパ○ボはよくやるのでそれでさわり部分のみ知ってます。


次回はモネ視点どすえ。


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